テーマ:東海北陸のお寺

泰澄寺 (福井県福井市) 泰澄大師の生誕地

白山信仰の祖、越の大徳と呼ばれる泰澄大師の生誕地に 建つのが泰澄寺である。 泰澄は682年泰澄寺の地に生まれ、695年大谷寺の 地で修行に入り、716年生誕地に泰澄寺を開創し、 717年白山に入り修行、白山信仰の礎を築き、神仏習合 の源となった。 その後、白山を根拠として各地を巡錫し、大和朝廷から 泰澄の名を授かっている。…
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妙円寺 (石川県小松市)

妙円寺は、985年花山法皇の勅願により開創された 仏生寺が始まりと伝えられ、1575年妙円寺と なっている。 1583年小松城主となった村上頼勝(義明)から 現在の京町に寺地を与えられ移転している。 1645年小松城下町整備により、現在地に移転して いる。 しかし、1932年の小松大火により全焼し、古刹 としての寺宝のほ…
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正法寺 (富山県高岡市)

万葉集の大友家持ゆかりの地、伏木から二上山への 二上山万葉ライン沿いにあって、緑と石仏で知られる 正法寺が建っている。 1932年に開創された新しいお寺であるが、裏山に 四国八十八ヶ所霊場の写し石仏が安置され、お砂踏み を設けている。 これからも正法寺を八十八ヶ所と呼んでいる。 その裏山に樹齢100年といわれる正法寺菊桜が…
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浄福寺 (三重県多気町丹生)

多気町丹生地区は古代から丹生水銀の産地として栄え、江戸時代には 丹生大師(神宮寺)の門前町としても栄えた。 そうした環境の中で、お寺も多く開創され大いに栄えたといわれている。 その中の一寺が浄福寺で、大永年間(1521~28年)に開創されている。 現在の丹生地区は、水銀産出もなく、人口減少の地区となっているが、 丹生大師信仰は…
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行福寺 (愛知県豊田市) 桜の名所

豊田市の桜の名所に挙げられている行福寺は、北に田畑が広がり、南に 住宅地が広がる住農地帯に建っている。 私の訪問は1月で、広い境内の随所に配された、シダレ桜やソメイヨシノが 開花した風景は残念ながら見られなかったが、その風景を想像してみた。 特に、シダレ桜は樹齢250年以上といわれる名木である。 この桜の維持管理には大変なご苦…
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長福寺 (岐阜県多治見市) 不動信仰

多治見市街地にあって、県道16号を挟んで本土神社が建つ弁天町に 長福寺が建つ。 長福寺は明治維新までは、本土神社の神宮寺で神仏習合のお寺であり、 神社であった。 長福寺の開創は1330年と伝えられ、多治見市では古刹になり、真言宗 唯一のお寺である。 多治見市では、臨済宗の禅寺がほとんどを占めている。 長福寺の本尊は聖観…
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勝満寺 (富山県小矢部市)

建永の法難(1207年)により、法然上人は讃岐へ、親鸞聖人は越後へ 配流となった。 親鸞聖人が北陸を経て、越後に入る間に、各地で聖人に帰依した人や お寺があったと伝えられ、その中に勝満寺の前身といわれる安居寺の 僧坊住職が帰依し、後に浄土真宗の勝満寺となったといわれている。 その後、浄土真宗の大寺として活動し、越中一向一揆の拠…
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本福寺 (三重県志摩市) 志摩国七福神

英虞湾に面する立神(たてがみ)地区の内陸部にあって、円空仏が祀られて いる少林寺の隣に建つのが本福寺である。 本福寺は、志摩国七福神巡りの一つで、福禄寿と寿老人が祀られている。 各地に七福神巡りはあるが、1ヶ所で二神の札所は珍しい。 志摩国七福神は鳥羽市と志摩市にわたる霊場である。 本福寺の開創は不詳であるが、室町時代には…
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十念寺 (愛知県刈谷市) 刈谷藩主土井氏の菩提寺

名鉄刈谷市駅近くにあって、刈谷城跡にも近い市街地に建つ十念寺 には、刈谷藩主土井氏の廟所と、幕末に明治維新の魁となった天誅組の 総裁・松本奎堂の墓が同居している時代の流れを感じる。 刈谷藩主土井氏は徳川幕府の譜代大名であり、土井氏の祖土井利勝 は家康~家光の幕閣として重きをなした大名であり、それから 250年後の刈谷藩士松本奎…
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広福寺 (岐阜県関市)

関市街地の中心部に位置する安桜山(あさくらやま152m)の西~南麓には、 7ヶ寺のお寺が甍を並べている。 その中にあって、長い参道を山に向かって歩むと,広福寺の伽藍全景が 目に飛び込んでくる。 山門を入ってすぐ左手に、上部が失われたギンモクセイが気になる姿で 迎えてくれる。 この古木は推定樹齢が300年といわれ、最近の台風で…
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瑞祥寺 (福井県大野市) 寺町通南端

最近<天空の城>として脚光を浴びている越前大野城は、1575年織田信長 による一向一揆平定に伴い、家臣の金森長近が大野に入り、大野城の築城 を開始すると同時に、碁盤目の城下町形成に着手している。 大野城の完成は1580年頃といわれ、城下町の形成はそれ以降も続いた。 この城下町形成当初から、城下町の東端に、南北に通ずる寺町を形成す…
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越中国分寺 (富山県高岡市)

奈良~平安時代において、地方の行政組織として国庁が各国(66ヶ国)に 置かれ、国司が政務を司ったが、こうした国庁を中心とした都市を国府と 呼び、越中国の国府は、現在の高岡市伏木にあり、741年聖武天皇の 詔により建立された越中国分寺も伏木に建立された。 746年国司として越中に5年間赴任した大伴家持にちなんで、伏木は 万葉集の…
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甘露寺 (三重県南伊勢町)

<南海トラフ巨大地震>が30年の間に発生する確率は70~80%といわれる 昨今、江戸時代1707年に発生した宝永地震がこれに匹敵する地震であった。 この宝永地震による津波で、現在の南伊勢町古和浦集落の85名が亡くなった といわれ、その時に建てられた宝永津波供養碑<三界萬霊碑>が甘露寺に 残されている。 こうした供養碑を通して、…
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在原寺 (愛知県知立市)

伊勢物語の東下りの段で記されている<八橋>が知立市八橋町の地 として知られ、伊勢物語のモデルが在原業平ではないかといわれること からも、八橋町は在原業平とカキツバタの町となっている。 業平の<かきつばた>の五字を詠い込んだ歌 <から衣 きつつなれにし つましあれば はるばるきぬる たびをしぞ思ふ> 業平が東下りした事実はないと…
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林泉寺 (静岡県吉田町) 長藤

模擬天守の小山城に近い地に建つ林泉寺は、藤の季節になると参拝者が 増えるお寺で、こじんまりとした禅寺である。 ここの藤は1967年に、牧之原市東光寺の長藤の芽を接木したもので、 <林泉寺の長藤>と呼ばれている。 東光寺の長藤は、1915年磐田市行興寺の<熊野(ゆや)の長藤>の 苗木を移植したものといわれ、林泉寺のそれは孫にあた…
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岐阜市のお寺 (岐阜県岐阜市)

岐阜市のお寺一覧 法華寺(三田洞):美濃三弘法 護国之寺(雄総):東大寺創建にゆかりの寺 大龍寺(粟野):ダルマ観音 済法寺(粟野西):7体の文化財仏像 願成寺(大洞):中将姫ゆかりの寺 延算寺(岩井):小野小町ゆかりの寺 正法寺(大仏町):岐阜大仏 瑞龍寺(寺町):美濃守護・土岐氏の菩提寺 西本願寺岐阜別院(西野…
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済法寺 (岐阜県岐阜市)

岐阜市北部、山県市との境にあって、如来ヶ岳の南麓に建つのが済法寺で ある。当初、如来ヶ岳山頂に、861年仁覚大師円仁が天台宗のお寺として 開創したと伝えている。 保元年間(1156~59年)に現在地に移り、慶長年間(1596~1615年) に臨済宗として再興されている。 古い歴史を持つことから、7体の仏像が岐阜県文化財に指定さ…
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天龍寺 (福井県永平寺町) 芭蕉塚

<奥の細道>紀行で、芭蕉は金沢から同伴した立花北枝と共に、知り合いの 大夢和尚を訪ねて、ここ松岡の天龍寺に宿を取り、永平寺にも参拝している。 天龍寺を出発するにあたり、北枝の同伴に感謝し、句を詠み別れている。 その句が<物書て扇引さく余波哉> これは1689年初秋のことである。 1844年になって、芭蕉の150回忌に、松岡の俳…
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願成寺 (石川県加賀市大聖寺) 浄土真宗の古刹

浄土系宗派のお寺が集まる加賀市大聖寺市街地にあって、山門が一際目立つ 願成寺は、1377年,現在の茨城県石岡市柿岡町から大聖寺荻生町へ 移ってきたと伝えられ、蓮如上人の時代には重要な拠点として大いに 栄えたといわれている。 17世紀初頭の本願寺東西分立に伴い、真宗大谷派の願成寺が現在の 鍛冶町へ、浄土真宗本願寺派の願成寺(現在…
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大栄寺 (富山県氷見市)

富山湾の青い海と白雪を戴いた立山連峰の姿を期待して、氷見市小境海岸に 立ったが、残念ながら立山連峰には雲が。 この海岸に面して建つのが大栄寺である。 ここを訪れたのは、南北朝時代に南朝方の活動皇族として名を馳せた 宗良親王(むねよししんのう)が、このお寺で剃髪したと伝えられている 由緒があるから。 長野県大鹿村大河原の福徳寺…
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三重県津市、松阪市のお寺

 専修寺(津市):真宗高田派本山 趣のある庭園  慈智院(津市):専修寺塔頭 本堂  四天王寺(津市):聖徳太子創建と伝えるお寺  津観音(津市):日本三観音  蓮光院初馬寺(津市):津の初午  西来寺(津市):天台真盛宗別格中本山  浄明院(津市):津藩主・藤堂家ゆかりの寺  寒松院(津市):津藩主藤堂家の菩提寺  大…
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本宗寺 (三重県松阪市)

1563~64年の三河一向一揆で、一向宗(浄土真宗)の拠点となったのが 三河土呂(現在の岡崎市福岡町御堂山)にあった本宗寺である。 本宗寺は、1468年蓮如上人を開基として石川政康が建立し、三河に おける浄土真宗の本拠となり、寺内町も形成された。 三河一向一揆によって本宗寺は破壊され、住職は松阪に逃れ、櫛田川沿いの 射和の地に…
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千手院 (岐阜県関市) 関鍛冶の祖・元重碑

安桜山(あさくらやま)の西麓に沿ってお寺が並び、その北端に建つのが 千手院である。 門前には、関といえば刃物と浮かぶほど有名な関鍛冶の祖・元重の 顕彰碑が立ち、毎年11月に慰霊祭が行われる。 一説によれば、元重は鎌倉時代に九州から関に来て、刀鍛冶を始めた といわれ、その後の関鍛冶の発展となり、現在の全国刃物生産量の 4割が関…
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西明寺 (三重県鳥羽市畔蛸町)

鳥羽市南部に位置し、的矢湾に面した畔蛸町(あだこちょう)は世帯数85軒 の漁港町で、民宿など宿泊施設も10軒ほどある。 その漁港に面して建つのが西明寺である。 西明寺は、鎌倉幕府5代執権・北条時頼が出家後諸国を巡ったと伝えられる 中で開創されたと伝えられている。 時頼の戒名は<最明寺道崇>で、各地に時頼開創の最明寺が存在し、 …
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法雲寺 (愛知県瀬戸市) 陶製梵鐘

瀬戸市深川は瀬戸焼の中心地で、瀬戸焼の祖・加藤藤四郎を祀る陶彦神社、 藤四郎ゆかりの深川神社があり、また近くには陶祖公園がある。 こんな中にあって、深川神社の横に建つのが法雲寺である。 法雲寺の歴史は浅いが、ここに安置されている陶製梵鐘がいかにも瀬戸 らしい。 この梵鐘は、1942年の戦時金属回収の一環として、お寺の梵鐘などが…
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霊松院 (岐阜県岐阜市)

岐阜市街地の北郊外にあって、岐阜市で一番高い山である百々ヶ峰(418m) の西麓に建つのが霊松院である。 近くには、弘法大師信仰の篤い三田洞弘法法華寺がある。 静寂に包まれた参道を進むと、左手に西国三十三観音の石仏が祀られ、 杉木立を通して正面に瀟洒な山門が現れる。 境内に歩を入れると、整備された伽藍が建ち、禅宗特有の整理整頓…
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長泉寺 (三重県南伊勢町棚橋竃)

三重県大紀町錦~南伊勢町棚橋竃間の国道260号が整備され、奥志摩の 辺境地といわれた南伊勢町西部が観光地として注目されている。 リアス式海岸が続くこの地域には、かって平家落人伝説の残る<竃>の つく集落が現在も7ヶ所ある。 その内の一つ<棚橋竃>は、南伊勢町の最西部に位置し、古和浦湾に面して いる。 その棚橋竃にあって、国道…
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観音寺 (愛知県春日井市) 伝小野道風生誕地

和様書道の礎を築き、<三跡>と称された小野道風の生誕地と伝承される 春日井市松河戸に建つのが観音寺である。 観音寺の隣には、道風公園があり、その一画に<小野道風像>、<小野社>、 <道風記念館>など道風関係の施設が建っており、観音寺にも道風ゆかりの 寺宝が伝わっている。 整備された環境の中に建つ観音寺は、一際映える風景である。…
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巌泉院 (岐阜県揖斐川町)

滋賀県長浜市木之本町から国道303号経由で八草トンネルを抜けると、 岐阜県揖斐川町坂内地区に入る。 新緑の山あいを坂内川沿いに303号を下ると、坂内広瀬の集落に 入り、国道から山麓に分け入ると、イチョウの大木が見えるのが巌泉院である。 この集落は1200年頃から始まるといわれ、古い歴史を持つが、国道が 開通するまでは辺鄙な山里…
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徳巌寺 (福井県大野市)

明倫町に建つ徳巌寺は、永平寺に次いで第二道場の名刹・宝慶寺の末寺で、 1638年開創と伝えられ、1645年現在地の町人地に移転している。 この周辺には真宗系のお寺が多く集まり、大野城下町形成において、 寺町とは違った配置となっており、そんな中曹洞宗のお寺が混じっている 歴史も興味がある。 現在の徳巌寺は静かな佇まいである。 …
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