テーマ:東海北陸のお寺

仏厳寺 (富山県南砺市)

かっては、北陸における浄土真宗の中核寺として大いに 栄えた瑞泉寺の傍に建つのが仏厳寺である。 16世紀後半に開創した上田石見守秀綱は、信濃上田城主で あったが、故あって本願寺直参の武士として、瑞泉寺を守護 することになり、武田信玄からも援軍を依頼されるほどの 立場であった。 ちなみに、その折の信玄書状が仏厳寺に残っているとか…
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龍渕寺 (三重県南伊勢町) 阿曽浦のお寺

高浜虚子の俳句に<石段を登り漁村の寺涼し>があるが、この情景を 持つ一つが、阿曽浦漁港と龍渕寺である。 虚子は明治時代終り頃、南伊勢町を旅しており、阿曽浦を訪れたかも しれないと。 阿曽浦漁港は入江の入り組んだ阿曽湾にあり、波も穏やかな漁港で、 鯛などの水揚げが多い漁港である。 龍渕寺は漁港の小高い所に建ち、境内からは漁…
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東海北陸のお寺総覧

東海北陸の訪問回数は数十回になり、富山県・石川県・静岡県の訪問 が少し残っている。 富山県のお寺 石川県のお寺 福井県のお寺 岐阜県のお寺 静岡県のお寺 愛知県のお寺 三重県のお寺              富山県立山寺              石川県妙成寺      …
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常観寺 (愛知県江南市) 鉄地蔵

鉄地蔵(鋳鉄製地蔵菩薩)は主に尾張に多く、平安~鎌倉時代に 鋳造され、現在も残っているのは10体を数える。 その10体は、  重要文化財指定:長光寺(稲沢市)、法蔵寺(あま市)  県指定文化財指定:観聴寺(名古屋市)、青大悲寺(名古屋市)           常観寺(江南市)、釜地蔵寺(愛西市)           全昌寺(…
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少林寺 (岐阜県羽島市) 薩摩義士の墓

1754~55年(宝暦年間)に、幕府の命を受けて薩摩藩が木曽三川 の治水工事を行った際、80数名の犠牲者を出した宝暦事件における 犠牲者の一人家山紹珍の墓があるのが少林寺である。 家山紹珍は薩摩藩士永山権四郎の奉公人で、永山が工事に携わっている 間、共に傍に仕えていたが、病死したために、少林寺の住職が葬っている。 少林寺か…
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自性院 (福井県福井市) お市の方の菩提寺

自性院は、奈良時代に現在の福井市栃泉町に仏光寺として開創 されたのが始まりと伝え、1605年現在地に移転し、柴田勝家の 正室・お市の方(織田信長の妹)の23回忌にあたり、自性院 (お市の方の戒名)と改名し、菩提寺となっている。 お市の方の墓所は、柴田勝家と同じ西光寺(福井市左内町)にある。 お市の方は、1583年勝家と共に北ノ…
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常椿寺 (石川県能登町宇出津) 夫婦藤

宇出津港の西岸の小高い丘にあって、内浦街道から丘に参道を登ると、 正面に本堂が建つ常椿寺である。 その左手、小高い樹林の中に<夫婦藤>と呼ばれる藤2本が、石川県の 天然記念物に指定された藤であるが、1991年の台風19号で被害を 受け、以前の巨木姿は失われたそうだ。 しかし、縦横に伸びる枝の姿から、かっての巨木を想像させてくれ…
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常福寺 (富山県砺波市) 安阿弥様阿弥陀如来像

砺波平野の集落形態として特徴ある散居村の一つ、大窪集落に建つ 常福寺の開創は不詳であるが、1661年現在地に移転再興された 真宗のお寺である。 お寺に祀られている阿弥陀如来立像は、鎌倉時代の快慶風(安阿弥様 阿弥陀如来)で、快慶周辺の仏師による仏像と考えられている。 この仏像は、久遠寺(増山地区)~中宮~常福寺の変遷を経て、 …
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よきとぎ地蔵 (三重県伊賀市) 地蔵・阿弥陀磨崖仏

滋賀県信楽町から伊賀市へ入る信楽街道の千貝集落にあって、 街道沿いに地蔵堂が建っている。 その地蔵堂の奥に、地蔵菩薩と阿弥陀如来が彫られた磨崖仏 があり、堂宇は磨崖仏を覆う形になっている。 室町時代末期に、ある坊さんが(よき(手斧))をといで、 彫った地蔵と伝えられ、<よきとぎ地蔵>と呼ばれるとか。 なお、近辺には<笠地…
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善入院 (愛知県岡崎市) 油掛地蔵

岡崎市のかっては花街で賑わった松本町にあって、徳川家康の祖父・松平清康 の菩提寺・松応寺(松本町)の塔頭として、1562年開創されたのが 善入院である。 境内に祀られている<油掛地蔵尊>は、京都に3ヶ寺ある油掛地蔵の一つ 伏見の西岸寺から、戦後勧請した地蔵尊で、商売繫盛などの信仰が篤い。 <愛知県のお寺一覧> (1)…
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常現寺 (静岡県掛川市) 遠州三十三観音霊場第8番

東海道五十三次の25番目の宿場・日坂宿(にっさかじゅく)の 近くにあって、旧国道1号に面して建つのが常現寺である。 常現寺の開創には伝承があり、  1501年覚雄和尚が旅の途次に村に入ったところ、村人から、 龍が現れては被害を受けていることを聞き、和尚は座禅を組んで 法力によって龍を封じ込め、地蔵尊を祀ったのが始まりとか。 …
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大雲寺 (岐阜県関市伊勢町) 関藩主大島氏の菩提寺

1600年の関ヶ原合戦で、東軍について戦功をあげた大島雲八(光義) は関藩の初代藩主となったが、1604年亡くなると関藩は廃藩となり、 関藩は5年の短い藩であった。 その大島雲八が1601年菩提寺として開創したのが大雲寺である。 大雲寺は安桜山(あさくらやま)南西麓に建ち、小さなお寺であるが、 重層屋根の本堂を構えた藩主菩提寺…
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東正寺 (三重県紀宝町)

三重県最南端に位置し、熊野川の左岸にある紀宝町は人口1万強の 町で、人口横ばいの安定状態にある。 その紀宝町で、地域に密着し、子供の日曜学校などを長年続ける 地域と共に歩む典型的なお寺の姿を見せるのが東正寺である。 東正寺のHPからその姿が覗え、訪問してみた。 <三重県のお寺一覧> (1)寺名:東正寺(とうしょうじ)…
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蓮光寺 (福井県大野市)

雲海に浮かぶ<天空の城>として、日本三城(竹田城跡、越前大野城、 備中松山城)の一つ越前大野城は、1580年頃金森長近によって 築城され、その後城下町が整備され、各地からお寺を集め寺町も、 江戸時代初期にかけて形成されていった。 その中で、1624~26年に移転してきたのが蓮光寺である。 六間通と寺町通の交差点寺町口角に建つ蓮…
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天徳寺 (石川県能登町宇出津)

寒ブリの水揚げで賑わう宇出津(うしつ)港の西海岸山手に建つ 天徳寺は、東山天皇の勅願寺と謳っているがその経緯は不詳である。 宇出津のお寺と東山天皇との関係には興味を抱く なお、光明山天徳寺の同じ山号・寺名で同じ浄土宗のお寺は、東京都 港区にあり、元禄年間に東山天皇から綸旨を受けているが、開創の 経緯から無関係かな~ <石…
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聖泉寺 (富山県小矢部市) 小矢部の古刹

小矢部市(おやべし)の中心地石動(いするぎ)地区にあって、県道72号に 面して、朱色の築地塀に囲まれて建つのが聖泉寺である。 聖泉寺は、661年大和の三笠山に開創されたと伝え、その後転々とし、 1573年現在地に再興されたといわれている古刹である。 なお、聖泉寺が所蔵する虚空蔵菩薩坐像はかって、能登半島にあった 名刹石動山天平…
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大江共同墓地地蔵石仏 (三重県伊賀市) 壬生式地蔵菩薩

伊賀市阿山地区の川合の田畑の中に、小さな大江共同墓地がある。 墓地に多く見られる六地蔵と同じく、六地蔵が祀られ、その中央に 石造地蔵菩薩半跏像が祀られている。 この地蔵菩薩様式は、壬生寺式地蔵菩薩と呼ばれ、京都壬生寺の 旧本尊地蔵菩薩半跏像の様式から由来し、延命地蔵菩薩として 信仰されている。 壬生寺の旧本尊は、1962年火…
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岡崎市、豊田市、豊橋市のお寺一覧 (愛知県)

岡崎市、豊田市、豊橋市のお寺一覧 滝山寺(岡崎市):滝山東照宮 大樹寺(岡崎市):松平・徳川家の菩提寺 天恩寺(岡崎市):徳川家康ゆかりの寺 妙源寺(岡崎市):徳川家ゆかりの寺 信光明寺(岡崎市):徳川家ゆかりの寺 真福寺(岡崎市):竹膳料理 本宗寺(岡崎市):蓮如上人ゆかりの寺 法蔵寺(岡崎市):徳川家康ゆかりの寺…
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教照寺 (愛知県豊田市) クスノキ

豊田市の名木に指定されている<瘤のあるクスノキ>を拝観すべく、 高岡地区の教照寺を訪れ、その異形に驚いた。 幹の根元が瘤状に膨らんで盛り上がり、まるで丸い盛り土の上に、 クスノキが生えているようだ。 本堂前と横に2本あり、横のクスノキはラクダが座った姿に見える。 何故このようになったかは不詳であるが、地下水の影響とも。 …
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松秀寺 (静岡県袋井市) 遠州三十三観音霊場第16番

境内に入ると、左手に弁天堂を中央に据える弁天池が広がり、スイレン が一面に繁茂する光景であるが、残念ながら訪れた季節が秋で、その 見事と想像させる光景には巡り会えず。 松秀寺は1501年に開創された禅寺で、遠州三十三観音霊場の一つであり、 遠州七福神弁財天を祀る。 <静岡県のお寺一覧> (1)寺名:松秀寺(しょうしゅ…
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岐阜市のお寺 (岐阜県岐阜市)

岐阜市のお寺一覧 法華寺(三田洞):美濃三弘法 護国之寺(雄総):東大寺創建にゆかりの寺 大龍寺(粟野):ダルマ観音 済法寺(粟野西):7体の文化財仏像 願成寺(大洞):中将姫ゆかりの寺 延算寺(岩井):小野小町ゆかりの寺 正法寺(大仏町):岐阜大仏 瑞龍寺(寺町):美濃守護・土岐氏の菩提寺 西本願寺岐阜別院(西野…
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法運寺 (岐阜県岐阜市) 金華山を背に

岐阜市のシンボル、金華山と長良川に挟まれた金華地区西材木町にあって、 目の前に長良川、金華山を背に建つのが法運寺である。 この材木町は、かっては長良川上流から材木や美濃紙を荷揚げした湊町 として栄えた。 法運寺の門前に祀られている地蔵尊は、長良川で水死した人々を弔う お地蔵さんで、立江地蔵と呼ばれている。 <岐阜県のお寺…
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浄願寺 (福井県鯖江市)

三里山北麓に建つ浄願寺は、718年泰澄大師が開創した蓮華寺の 法灯を継ぐ古刹で、蓮華寺は1573年兵火で焼失している。 浄願寺に安置されている石造宝塔2基は、南北朝時代に南朝方の 川島城主河嶋惟頼と大瀬藤蔵の墓塔といわれている。 川島城は浄願寺裏山に河嶋惟頼が築城したといわれ、戦国時代には 朝倉景紀が城主となり、麓の専立寺に住…
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覚照寺 (石川県能登町宇出津)

能登町の中心地、宇出津(うしつ)は古からの良港として栄えた漁業の 港町で、特に寒ブリの水揚げでは、氷見についで多く、寒ブリ祭では 大いに賑わうとか。 その漁港の裏手に建つのが覚照寺で、500年ほど前に開創されたと 伝えるが、詳細は不詳である。 お寺後背の台地には崎山城跡があり、崎山城とも関係があるとか。 <石川県のお寺一…
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最勝寺 (富山県高岡市金屋町) 高岡鋳物発祥の町

加賀初代藩主前田利長が1609年高岡城に入り、1611年鋳物師7人を 現在の金屋町に集め、銅器の生産を始めたのが高岡鋳物の始まりで、今や 高岡市の銅器生産量は、日本全体の95%を占めるに至っている。 金屋町通りの石畳町並みは<重要伝統的建造物群保存地区>に指定され、 観光客も多い町である。 その金屋町通りに面して建つのが最…
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金台寺 (三重県伊賀市) 阿山小学校のセンダン

伊賀市阿山地区の阿山小学校の校庭に、校門を入って目の前にすっくと 立つセンダンの木、学校のシンボルとして愛され、樹勢旺盛な木であるが、 私の訪問時が冬で、葉のない姿であったが想像できる。 このセンダンは、1908年近くの金台寺から移植されたとか。 金台寺の開創は不詳であったが、江戸時代には河合郷浄土宗の中核寺と して栄えた…
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大慈寺 (三重県志摩市) 花の寺

大王崎灯台の近くにあって、江戸時代の石垣土塀を周囲に巡らせる 大慈寺の開創は天文年間(1532~55年)と言われているが、詳細は 不詳である。 戦国時代、九鬼水軍の総帥九鬼嘉隆の家臣として仕え、波切丸の大将として 活躍した川面右近の菩提寺でもある。 志摩市波切は、九鬼氏が1585年鳥羽に本拠を移すまでの本拠で、波切 地頭の川…
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養寿寺 (愛知県西尾市) 矢田のおかげん

春を呼ぶ西尾の風物詩<矢田のおかげん>は、毎年3月下旬に 養寿寺境内に露店が並び、雅楽演奏も行われる釈迦涅槃会で、 江戸時代から続く行事である。 大いに賑わうとか 養寿寺は、806年弘法大師空海の師といわれる勤操僧正による 開創と伝える古刹で、1461年浄土宗のお寺として再興されている。 <愛知県のお寺一覧> (1…
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名船寺 (石川県輪島市名舟町) イスノキ

能登半島の一大観光スポットとなった白米千枚田から、国道249号 を海岸沿いに曾々木海岸へ、2kmほどの名舟町(なふねまち)へ入る。 名舟町は<御陣乗太鼓の発祥地>として知られる漁業の町で、小さな 名舟漁港があり、その山手に名船寺が建っている。 すぐ目に飛び込んでくるのが、樹高25mほどのイスノキである。 樹齢は不明であるが、イ…
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伝法院 (三重県鳥羽市安楽島町)

鳥羽市の南東に位置し、天然の良港といえる安楽島(あらしま)漁港 の一角に建つ伝法院は、安楽島漁港の菩提寺的存在である。 伝法院の開創は天授年間(1375~81年)と伝え、安楽島の漁業 と共に歴史を刻んでいる。 残念ながら、1854年の火災によって、全ての記録を失い、その 詳細は不詳となっている。 現在、漁港の催しに積極的に関…
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