大隆寺 (愛媛県宇和島市) 宇和島藩主伊達氏の菩提寺

宇和島城の東から南、山麓に寺町とも呼べる地区に、甍を並べる寺院群の 南東奥に建つのが名刹大隆寺である。 大隆寺は、1608年頃宇和島藩主・富田信高が父の菩提を弔うために 開創している。 1614年、伊達政宗の庶長子・秀宗が宇和島藩主となると、等覚寺とともに、 伊達氏の菩提寺となっている。 伊達秀宗の墓は等覚寺、正室亀の墓は大…

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牛額寺 (香川県善通寺市) 月照上人出家の寺

天霧山の南麓に建つ牛額寺は、明治維新の勤皇僧・月照上人が10歳で 得度出家したお寺で、山裾の旧牛額寺跡には、月照上人と弟の信海上人の 石像が並んで建っている・ 月照上人は、京都清水寺の塔頭成就院の住職で、勤皇派の僧として活動し、 西郷隆盛と共に京を追われ、1858年薩摩の錦江湾で、西郷と共に身を 投じ、西郷は生き延びたが月照上…

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金磯弁財天 (徳島県小松島市)恩山寺奥の院

小松島海岸の南端に、少し突き出た蓬莱山がある。 江戸時代に干拓されるまでは島で、陸地まで数百mあったといわれている。 延暦年間(782~806年)、弘法大師空海が恩山寺で修行していた時、 海に光るものを見つけ、島に渡り女神に遭遇し、女神が海を護る弁財天と 明かされたとか。空海はそこに弁財天を祀ったのが金磯弁財天の始まりと 伝え…

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興福寺 (広島県尾道市瀬戸田町)

しまなみ海道を生口島北ICを下りて、瀬戸田町福田の丘陵地に建つ 興福寺へと近づくと、山門下の石垣に囲まれた一角に、数百の石像群 が目に飛び込んでくる。 これら羅漢風の石像は尾道の大学生と地元小、中学生が共同で制作した 作品である。 また、瀬戸田町出身の平山郁夫画伯が幼いころに、このお寺でよく 遊んだともいわれ、芸術の島・生口…

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常光寺 (岡山県玉野市) 日比観音院

玉野市日比港は、かっては瀬戸内海を行き来する船の潮待ち港として 栄え、遊郭も大いに栄えたといわれている。 菅原道真が太宰府に左遷された折にも、ここに立ち寄ったともいわれている。 その日比港の背後、天神山に建つのが常光寺である。 常光寺は天平年間(729~749年)に行基によって開創されたと伝わる 古刹で、海での安全を祈願するお…

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慶寿院 (鳥取県鳥取市気高町)

2019年5月に開通したばかりの鳥取西道(山陰道)が、近くを通る 高江集落の山麓に、鐘楼門を構えて建つのが慶寿院である。 慶寿院は室町時代に、現在の青谷町に開創されたが、1653年現在地に 再興されたと伝えている。 11代住職の睦州道費和尚は禅定を極めた宗師で、1797年71歳の 時に、裏山の洞で生身入定された和尚として信仰を…

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誓願寺 (岡山県倉敷市) 倉敷美観地区

<倉敷美観地区>の北端に位置し、鶴形山の麓、本町通に面して建つのが 誓願寺である。 1930年建立された大原美術館、柳並木の倉敷川、蔵や町家が建ち並ぶ <倉敷美観地区>は、1969年条例によって指定され、一大観光地と して360万人の観光客が訪れる。 誓願寺は1424年開創されたと伝え、1580年には、落語の祖といわれる …

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熊本県のお寺

熊本県といえば加藤清正が思い浮かぶが、彼の菩提寺が熊本市にある 本妙寺で、熊本県では代表的なお寺といえよう。 国の重要文化財に指定されているお寺の建造物は全て球磨地域に 集中しており、それも山里の中に残されている。   本妙寺(熊本市):加藤清正の菩提寺 雲巌寺(熊本市):宮本武蔵ゆかりの霊巌洞 長寿寺(熊本市):木原不動…

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東向寺 (熊本県天草市) 天草四ヶ本寺

1637年の天草島原の乱で荒廃した天草に、1641年初代代官として 赴任した鈴木重成は、天草の復興とキリシタン統制に努め、お寺の開創 による民衆の仏教化に、兄の正三和尚とともに進めた。 重成が開創した天草の四ヶ寺の一つが東向寺である。 東向寺は1648年開創され、七堂伽藍の大寺であったが、1832年 焼失している。その後の…

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金剛頂寺 (高知県室戸市) 四国八十八ヶ所霊場第26番

室戸岬から西北に、海岸沿いに10kmほどの行当岬から、北東に連なる 三角山の中腹に、木々に覆われて、金剛頂寺は建っている。 金剛頂寺は室戸三山の一寺で、西寺とも呼ばれている。 1899年の火災で、ほとんどの伽藍を焼失し再建されたが、古刹の 趣は大師堂に残され、多くの寺宝が残っている。 現在の四国霊場は、どこも整備が行き届き趣の…

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王至森寺 (愛媛県西条市) 金木犀

愛媛県の観光スポットにも紹介されている<王至森寺の金木犀>は、 日本一のキンモクセイといわれ、推定樹齢は千年以上といわれる 老木で、根周4m、樹高15mの大木である。 国の天然記念物に指定されている。 根元の幹は空洞になっているが、樹勢は旺盛である。 王至森寺の寺名は珍しく、飛鳥時代に舒明天皇が伊予の温泉に船で 向う途次…

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妙法寺 (香川県丸亀市) 蕪村寺

丸亀城にほど近い富屋町にあって、ビルや住宅の建ち並ぶ一角に、 こじんまりと建つのが妙法寺である。 妙法寺は別称<蕪村寺>と呼ばれ、与謝蕪村ファンにとっては欠かす ことのできないお寺なのである。 蕪村が51歳の1766~68年、画業再修行のために讃岐を訪れ、 その間妙法寺に逗留し、お寺の本堂襖絵を残している。 襖絵は、その後屏…

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東光寺 (徳島県徳島市寺町) 伝東洲斎写楽の墓

眉山東麓に20数ヶ寺のお寺が建ち並ぶ、寺町の一角に建つ東光寺に、 異色の浮世絵師東洲斎写楽の墓と伝承される墓塔がある。 説明板も立ち、訪れる浮世絵愛好家も多いとか。 写楽は、徳島藩主蜂須賀氏のお抱え能役者斎藤十郎兵衛という説が 有力で、阿波の能役者で江戸に住したといわれている。 この墓塔が斎藤十郎兵衛のものか確認されていない。…

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