慶寿寺 (静岡県島田市) 今川氏の菩提寺

島田市大津地区の大草集落の山麓に建つ慶寿寺は、南北朝時代に
駿河今川氏2代目の今川範氏が開創し、菩提寺としたと伝えられている。
今川範氏は南北朝時代の南北争いにおいて、北朝側について足利尊氏
に従い大いに活躍し、大津城を拠点として遠江から駿河へ進出した。
その後、現在の藤枝市に花倉城を築き、そちらへ拠点を移している。
その際に、大津城跡に慶寿寺を開創したと伝えられている。

駿河今川氏が戦国時代に花開く契機となった、由緒ある地が大津地区
であり、慶寿寺はその歴史を残しているといえよう。
境内本堂裏のシダレ桜は、今川範氏ゆかりの桜の2代目といわれ、
静岡県天然記念物に指定されている。

<静岡県のお寺一覧>

(1)寺名:慶寿寺(けいじゅじ) 
(2)住所:静岡県島田市大草767
(3)山号:祥雲山 (4)宗派:真言宗泉涌寺派
(5)開基:今川範氏 (6)開創:14世紀中頃 
(7)本尊:大日如来
(8)その他
1)釈迦十六善神像(画):重要文化財 鎌倉時代後期
2)慶寿寺文書:市指定文化財 室町時代
3)シダレ桜:県指定天然記念物 推定樹齢350年以上

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               参道

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               石垣

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               参道

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               境内

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              今川範氏墓所

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               本堂

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               観音堂

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               シダレ桜