法泉寺 (香川県高松市) 讃岐高松藩主生駒氏の菩提寺

高松市街地にあって、釈迦如来像が立つ忠魂碑が目に飛び込んでくる 法泉寺は、讃岐高松藩主・生駒氏の菩提寺である。 1587年生駒親正が讃岐一国を豊臣秀吉から与えられ、高松城、丸亀城を 築城し、讃岐を治めた。 1600年讃岐高松藩主となり、その後4代にわたって藩主を務めている。 その2代一正、3代正俊の菩提寺が法泉寺である。 初…

続きを読むread more

東照寺 (徳島県徳島市) 新四国曼荼羅霊場第79番

徳島市福島を通る県道29号から北へ、細い路地を入った先に建つ 東照寺は、こじんまりとしたお寺であるが、本堂前のシダレ桜と蘇鉄が 一つの風景を醸し出している。 東照寺は、新四国曼荼羅霊場、阿波秩父観音霊場、阿波六地蔵霊場、 徳島七福神霊場福禄寿と多くの霊場札所として活躍している。 ここに祀られている地蔵菩薩半跏像は鎌倉時代末期の…

続きを読むread more

発音寺 (兵庫県伊丹市) 三面大黒天

伊丹市春日丘の住宅地に建つ発音寺には、珍しい<三面大黒天>が 祀られている。 正面に大黒天、右面に毘沙門天、左面に弁財天の三つの顔を持つ 三面大黒天は、京都高台寺の塔頭・円徳院に祀られている豊臣秀吉の 念持仏がよく知られている。 勝運・開運などを祈願した念持仏は、秀吉の正室北政所が引き継ぎ 円徳院に祀られたといわれている。 …

続きを読むread more

腰痛地蔵尊 (奈良県奈良市南庄町)

日本の信仰の中で、宗派に関係なく浸透している民間信仰として 地蔵信仰がある。 どこのお寺にも祀られているのが地蔵尊であり、また路傍に祀られて いるのが地蔵尊である。 お地蔵さんのご利益は幅広く、<・・地蔵尊>と呼ばれるお地蔵さんが 全国にある。 その中で<腰痛地蔵尊>と呼ばれるお地蔵さんで知られているのが、  奈良県奈良市…

続きを読むread more

極楽寺 (兵庫県豊岡市城崎町) 石庭

城崎温泉街の最奥に位置し、まんだら湯の近くに建つ極楽寺は、応永年間 (1394~1428年)に東福寺70世金山明昶によって開創されたと 伝えられ、江戸時代初期に沢庵和尚によって再興されたといわれている。 この頃、沢庵和尚は出石町の宗鏡寺に隠棲していた。 石庭は清閑庭と呼ばれ、鞍馬の赤石、白川の白砂、吉野の青石を 配した枯山…

続きを読むread more

蓮成寺 (大阪市中央区中寺)

大坂城の南部は防備に弱いことから、豊臣秀吉はいくつもの寺町を造る 計画を立て、徐々に実行に移していった。 代表的な寺町として、城南寺町・中寺町・下寺町がある。 その一つ中寺町に建つのが蓮成寺である。 蓮成寺の宗派は、京都妙満寺を総本山とする顕本法華宗で、200強の 寺院を抱える小宗派である。 <大阪市のお寺一覧> …

続きを読むread more

もくもく探索日誌 2019年1月7日 大阪天満

京阪電鉄天満橋駅を10時過ぎに下車。 3年半ぶりの大阪市街地探索となる。今日は<大阪天満宮>を中核とする 天満天神地区の探索となる。 天満には<天満寺町>と呼ばれる秀吉が整備計画を立て、江戸時代初期に 完成した寺町で、現在も寺町通沿いに30ヶ寺ほどのお寺が東西に連なっている。 大阪天満宮にお詣りした後、寺町通を東から西へ、御堂…

続きを読むread more

禅海寺 (京都府宮津市日置) 日置城主日置氏の菩提寺

宮津湾口の西側・丹後半島の中間部に位置する宮津市日置(ひおき)地区は、 古代においては<日置の里><日置郷>と呼ばれ、海人族の日置氏が 住んでいたともいわれている。 鎌倉時代になって、鎌倉幕府の御家人ともいわれた日置氏が住み着き、 その後丹後守護の一色氏に従い、日置上城に拠っている。 この日置氏の菩提寺が禅海寺である。 …

続きを読むread more

慶宝寺 (滋賀県高島市朽木) 鯖街道朽木宿

慶宝寺は鯖街道朽木宿に建ち、1495年の開創と伝えられている。 鯖街道(現在の国道367号)は若狭~京都の山間を通る街道で、 若狭の海産物、特に塩漬けした鯖を京都へ送る街道として、平安時代から 利用された街道である。 現在は、道路も整備され交通量も増えている。 朽木宿はその中間にあって栄えた宿であった。現在もその面影を 少し…

続きを読むread more

円明寺 (和歌山県和歌山市) 鳴滝不動尊

修験道の祖・役行者(役小角)が法華経を葛城山系の28ヶ所に 埋めたと伝わる<葛城二十八宿>の一つが鳴滝不動尊の地・大福山 が鳴滝不動尊の始まりといわれている。 13世紀頃、伽藍が創建され円明寺が中興開山されている。 その後、豊臣秀吉の紀州攻めによって灰燼に帰したが、1693年になって、 現在地に本堂など、もともとの鳴滝不動尊の…

続きを読むread more

龍興院 (京都府舞鶴市) 十三王図

舞鶴市泉源寺地区は、かって泉源寺があって、その名前に由来している。 龍興院は泉源寺が存在していた室町時代に開創されたと伝えている。 龍興院の<十三王図>掛軸は、泉源寺十王堂から移されたといわれている。 十三王は十三仏を本地仏とし、十三王は生前中の行いを審判し、十三仏は 浄土へ導くといわれている。 <京都丹後のお寺一覧>参照…

続きを読むread more

応現寺 (奈良県奈良市東鳴川町) 不空羂索観音坐像

木津川市に接する東鳴川町は10世帯ほどの小さな集落であるが、 この集落が護っているお寺が応現寺であり、そこに祀られているのが 日本でも珍しい様式の不空羂索観音坐像である。 この像は、興福寺南円堂の不空羂索観音坐像を模して、平安時代に 造像されたと伝わり、他に奈良市・不空院の不空羂索観音坐像と共に 3体の坐像が貴重な仏像となって…

続きを読むread more

満福寺 (兵庫県養父市) 但馬の高野山

養父市十二所の新宮山(260m)へ集落から林道を登ると、山腹に 仁王門が現れる。 仁王門から石段参道を登ると、満福寺の境内が広がり、本堂などの伽藍 が緑の木々に囲まれて建ち並ぶ。 本堂に参拝し、更に林道を登ると、素晴らしい彫刻の施された奥の院観音堂 が凛と建っている。 かっては、この観音堂を中心に伽藍や坊が建ち並んでいたとい…

続きを読むread more

重願寺 (大阪府東大阪市) 額田聖観音

大阪市街地を望む生駒山系の麓に、多宝塔を擁して建つ重願寺は、 1594年大阪市谷町筋に開創されたが、1962年谷町筋の拡幅計画 によって、現在地に移転している。 谷町筋にあった頃は、寛文年間(1661~73年)に創設された <大坂三十三観音巡り>の一寺として大いに栄えたといわれている。 現在も、復活した霊場として<額田聖観音>…

続きを読むread more

宝蔵寺 (京都府綾部市睦合町)

由良川支流の上林川中流域に位置する睦合町、綾部から若狭へ通ずる 府道1号に面して、ベンガラの板金屋根が目立つ宝蔵寺が建つ。 おそらく、茅葺屋根の上から板金を葺いた屋根と思われる。 京都丹波に多く見られる屋根形式の本堂である。 宝蔵寺は1554年開創と伝えられている。 <京都丹波のお寺一覧>参照 (1)寺名:宝蔵寺(ほ…

続きを読むread more

滋賀県高島市のお寺

滋賀県高島市は市町村合併で湖西地区を網羅しており、 余り知られていないお寺が多くあるが、紹介してみよう。 <お寺の名前をクリックするとあらましと写真を紹介> 興聖寺(朽木):<名勝>庭園 慶宝寺(朽木):鯖街道朽木宿 酒波寺:桜の参道 極楽寺:枯山水庭園 大崎寺<大崎観音>:海津大崎の崖上に建つ 福善寺(マキノ町…

続きを読むread more

永正寺 (滋賀県高島市新旭町) 高嶋七ヶ寺

現在の高島市に、かっては天台宗の大寺が7ヶ寺あり、それを<高嶋七ヶ寺> と呼んでいた。 その中に、1228年開創と伝わる清水寺が、現在<清水山城館跡>として 史跡に指定されている清水山にあった。 1235年高島佐々木氏(高島氏)の祖・佐々木高信が清水山城を築き、 その後、城館を拡大し、清水寺の寺坊を占拠した。 いつの頃から清…

続きを読むread more