西巌殿寺 (熊本県阿蘇市) 阿蘇の古刹

豊肥本線阿蘇駅から南へ、阿蘇山へ走る阿蘇パノラマラインを500mほど
行くと、右手に木々に覆われた西巌殿寺の新しい山門が現れる。
その山門を入った境内は本来、庫裡などの本坊であるが、2001年の
火災で高台にあった本堂が焼失し、仮本堂が置かれている。
その境内の奥に本来の山門と石段参道がある。
石段を登りきると、広い旧境内が色とりどりに染められ、本堂基礎跡が
目に飛び込んでくる。
イチョウともみじのコントラストがかって建っていた本堂を想像させてくれる。

この辺り一帯を<麓坊中>と呼び、阿蘇山上にあった西巌殿寺<古坊中>が
戦国時代の兵火によって灰燼に帰した後の1599年、阿蘇山麓の現在地に
新たに西巌殿寺を再興し、山上の本堂も再建している。
この変遷については<西巌殿寺HP>を参照。
現在、山上(阿蘇ロープウェイ乗り場横)の堂宇を<西巌殿寺奥の院>と
呼んでいる。
後にそこも訪れた。

典型的な阿蘇山岳仏教の聖地として、西巌殿寺が栄えた歴史に想いを
馳せながら巡った。

<熊本県のお寺一覧>

(1)寺名:西巌殿寺(さいがんでんじ) (2)住所:熊本県阿蘇市黒川1114
(3)山号:阿蘇山 (4)宗派:天台宗
(5)開基:最栄 (6)開創:726年 (7)本尊:十一面観音
(8)その他
1)九州西国三十三ヶ所観音霊場第13番
2)般若心経:重要文化財 室町時代
  など豊富な文化財
3)イチョウ、阿蘇檜:市指定天然記念物

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                    大観峰からの阿蘇山

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                    阿蘇パノラマライン

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                        山門

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                       仮本堂

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                     本堂跡への参道

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                      本堂跡境内

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                       本堂跡

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                     イチョウと阿蘇檜

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                      本堂跡境内

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                       行者堂

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                     本堂跡境内から

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                        東門