善昌寺 (広島県府中市上下町)

翁山城跡を山頂にいただく翁山山麓に建つ善昌寺は、鎌倉時代末期に
開創されたと伝える禅宗の古刹である。
開基は丹下城主・斉藤景宗で、開山に後村上天皇の帰依を受けていた
弁翁禅師で大いに栄えたといわれたが、南北朝時代には南朝方であった
ことから衰退していった。
戦国時代になり、翁山城主・長谷部元信によって再興され、大寺として
栄えたが、関ヶ原合戦後、西軍に属した長谷部氏が萩に移って外護を
失い衰退していった。
江戸時代になり檀家制度のもと、村人の支えにより再興された。
武士による外護から村人の檀家制度への典型的な歴史を持つ善昌寺である。

本堂内縁の廊下は、京都の大工による鴬張りの廊下として市指定文化財
になっている。

<広島県のお寺一覧>参照

(1)寺名:善昌寺(ぜんしょうじ) (2)住所:広島県府中市上下町上下341
(3)山号:護国山 (4)宗派:曹洞宗
(5)開基:斉藤景宗 (6)開山:弁翁禅師 (7)開創:1325年
(8)本尊:千手観音
(9)その他
1)座禅堂:市指定文化財 鎌倉時代末期
2)鴬張り廊下:市指定文化財 1561年
3)ビャクシン:市指定天然記念物
4)参考
  翁山城跡:市指定史跡

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                        参道

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                        山門

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                       ビャクシン

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                        本堂

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                       座禅堂

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                       本堂棟瓦