観音寺 (奈良県奈良市針町) 十三重石塔

奈良市と合併した都祁村の針町にあって、針の観音寺と呼ばれている
観音寺は宝亀年間(770~779年)の開創と伝えられているが詳細は
不詳である。
隣に建つ春日神社の大般若経(南北朝時代書写)が観音寺に残っている
ことから、神仏習合のお寺であったろう。

境内に建つ十三重石塔は1352年石工・伊行長の建立によるもので、
石工集団伊派最後の行長作品として貴重な資料である。
伊派の祖・行末は鎌倉時代初頭における東大寺再興に際して、中国から
招かれて再興に貢献し、その後も各地に石造物を残し、石工集団伊派を
形成している。

<奈良県のお寺一覧>参照

(1)寺名:観音寺(かんのんじ) (2)住所:奈良県奈良市針町1384
(3)山号:宝亀山 (4)宗派:真言宗豊山派
(5)開創:770~779年 (6)本尊:千手観音
(7)その他
1)千手観音立像:市指定文化財 室町時代 像高145cm
2)旧都祁村指定文化財で奈良市指定になっていない件
  大般若経、十三重石塔、弘法大師画像

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                        全景

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                        山門

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                      十三重石塔

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                        本堂

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                       春日神社