大乗寺 (兵庫県香美町香住区) 応挙寺

大乗寺の山門を潜ると、正面の客殿玄関で円山応挙の像が迎えてくれる。
客殿の襖絵(現在は、デジタル再生画)全てが円山応挙と弟子達によって
描かれた作品なのだ。
応挙は亀岡の生まれで、若くして京に出て絵の修行に励んでいる苦難の
時に、大乗寺の密蔵住職に支援を受けた恩を忘れず、客殿が建立される
時期に大乗寺に出かけて、襖絵を描いている。
大乗寺が応挙寺と呼ばれるのも頷ける。

大乗寺は745年行基によって開創されたと伝えられるが、中世には
衰退した。
安永年間(1772~81年)になって、密蔵法印が再興を計画し、
弟子密英が1795年伽藍を完成している。
現在は、香住温泉と応挙寺を訪れる観光客が増えている。

<兵庫県丹波、但馬のお寺一覧>参照

(1)寺名:大乗寺(だいじょうじ) (2)住所:兵庫県香美町香住区森860
(3)山号:亀居山 (4)宗派:高野山真言宗
(5)開基:行基 (6)開創:745年 (7)本尊:聖観音
(8)その他
1)西国薬師四十九霊場第28番
2)客殿障壁画165面:重要文化財 18世紀後半 円山応挙など筆
3)聖観音立像:重要文化財 藤原時代 像高103cm
  観音立像:重要文化財 藤原時代 像高93cm
  十一面観音立像:重要文化財 藤原時代 像高138cm
  四天王立像:県指定文化財 藤原時代 像高132~136cm
  薬師如来坐像:県指定文化財 藤原時代 像高107cm
4)客殿、山門、庫裡:県指定文化財 18世紀後半
  観音堂(本堂):町指定文化財 18世紀後半
5)クスノキ:町指定天然記念物 推定樹齢800年

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                        外観

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                        門前

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                        山門

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                       クスノキ

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                       客殿玄関

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                      円山応挙像

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                        境内

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                        客殿

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                       観音堂

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                       薬師堂