大通寺 (岡山県矢掛町) 庭園

旧山陽道の宿場矢掛の中心部から北西2km、高峰山麓の谷間に穏やかな
姿で建つのが大通寺である。
大通寺の庭園は、高峰山を借景にした池泉鑑賞式庭園で、石組を多く使い、
全体的に絵画的意匠を展開している。
1793~1813年に亘って、地元の庭師・中西源兵衛が作庭している。
岡山県の名勝庭園に指定されている。

大通寺は、東大寺の僧で寺領荘園の経営に携わった承天和尚が743年に
高峰山頂に開創したと伝えられている。
鎌倉時代初期に現在地に移転したといわれている。
1429年曹洞宗となり、曹洞宗布教の本拠として活躍している。

もう一つの見所は、珍しい芭蕉句碑である。
庭園池の傍に、長く建っていた石碑が何か解らずの状態であったが、
近年になって、篆刻で彫られた芭蕉の句碑であることが判明した。
その句とは<古池や蛙飛びこむ水の音>で、芭蕉没後50年に
句碑として建てられたといわれている。
現在は坐禅堂の前に安置されている。

<岡山県のお寺一覧>参照

(1)寺名:大通寺(だいつうじ) (2)住所:岡山県矢掛町小林1815
(3)山号:高峰山 (4)宗派:曹洞宗
(5)開山:承天 (6)開創:743年 (7)中興:月渓良掬 1429年
(8)本尊:釈迦牟尼
(9)その他
1)不空羂索観音坐像:県指定文化財 1099年 像高92cm
  不動明王立像:町指定文化財 藤原時代
  毘沙門天立像:町指定文化財 藤原時代
2)庭園:県指定名勝

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                        遠景

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                        全景

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                        総門

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                        門前

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                        参道

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                        山門

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                        本堂

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                       坐禅堂

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                        庭園

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                       芭蕉句碑

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                     芭蕉句碑拓本

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                       観音堂