長福寺 (京都市右京区) 

桂川と四条通に挟まれた梅津地区に広い境内を持つ長福寺の山門は
堅く閉じられている非公開寺院で、平安時代以来の文化財が維持されている。
特別公開を期待しているが、開かずの門となっている。

長福寺は、平安時代に梅津開発と桂川を利用した丹波木材の輸送で財をなした
と伝えられる豪族梅津氏の一族である真理尼が1169年に堂宇を建立した
ことに始まる。
1339年臨済宗に改宗後勅願寺になり、大いに栄えたといわれ、築地塀からも
古の大寺風景が想像できる。
応仁の乱後半に西軍総大将山名宗全の本陣が長福寺に置かれ、山名宗全の
最期は長福寺ともいわれている。

<京都市右京区のお寺一覧>参照

(1)寺名:長福寺(ちょうふくじ) (2)住所:京都市右京区梅津中村町361
(3)山号:大梅山 (4)宗派:臨済宗南禅寺派
(5)開基:真理尼 (6)開創:1169年 (7)本尊:阿弥陀如来
(8)その他
1)国宝
  花園天皇像(画):1338年 豪信筆
  古林清茂墨蹟:1327年
2)重要文化財
  長福寺縁起:鎌倉時代初期 真理尼作
  仏涅槃図:中国南宋代
  石造宝塔:1334年
  など12件
3)長福寺文書:府指定文化財 鎌倉~江戸時代
4)市指定文化財の伽藍
  仏殿:1695年  方丈:1668年  山門・鐘楼:江戸時代中期

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                        山門

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                        標石