大善寺 (奈良県五條市) 他戸親王の菩提寺

奈良時代末期、光仁天皇と井上内親王の長子・他戸親王は771年皇太子
となるが、翌年皇后・井上内親王の大逆の罪(藤原百川の暗躍といわれる)
により、母子そろって皇后・皇太子を廃され、翌年773年に五條の地に
幽閉され、775年母子そろって暗殺されたと伝えられている。
時の権力者・藤原一族内の権力争いに巻き込まれた悲話といわれている。

大善寺は他戸親王の菩提を弔うために開創されたと伝えられているが、
詳細は不詳である。
他戸親王の墓所は大善寺の南方・御山町に宮内庁管理である。

(1)寺名:大善寺(だいぜんじ) (2)住所:奈良県五條市中之町245
(3)山号:嵯峨山 (4)宗派:高野山真言宗
(5)開創:775年 (6)本尊:釈迦如来
(7)その他
1)本尊・釈迦如来立像:重要文化財 1468年 清涼寺式 像高168cm
2)本尊脇侍・文殊菩薩、普賢菩薩像:市指定文化財 室町時代

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                        本堂