石堂寺 (千葉県南房総市) 南房総の古刹

千葉県南房総市の山手にある石堂寺は、708年奈良の僧恵命・東照が
草庵を創ってアショカの宝塔を祀ったのが始まりと伝えられている。
726年行基が石塔寺として堂宇を創建し、851年慈覚大師円仁が七堂伽藍を
建てて天台宗の道場として栄えたと言われている。
石塔寺は三大石塔寺(滋賀県東近江市の石塔寺、群馬県富岡市の妙義神社
別当寺・石塔寺<廃寺>)の一つに数えられていた。

1486年火災で全焼したが再興され、室町時代末期に石堂寺となっている。
現在、重要文化財指定の堂塔はこの頃建立され、古刹の偉容を誇っている。
南房総の山間にこうした建造物が残されているのには驚きである。

(1)石堂寺(いしどうじ) (2)住所:千葉県南房総市石堂302
(3)山号:長安山 (4)宗派:天台宗
(5)開山:恵命・東照 (6)開基:行基
(7)開創:708年 (8)本尊:十一面観音
(9)その他
1)伽藍
  本堂・厨子:重要文化財 1513年頃
  薬師堂:重要文化財 1575年 1971年境外地から移築
  多宝塔:重要文化財 1545年 高さ13m
  庫裡:重要文化財
  山王堂:県指定文化財 桃山時代
  鐘楼:市指定文化財 1783年
  銅造宝篋印塔:市指定文化財 1841年
  旧尾形家住宅:重要文化財 1728年 市所有
2)仏像
  本尊十一面観音立像:重要文化財 藤原時代 像高180cm
  千手観音坐像:県指定文化財 室町時代
3)その他文化財
  梵鐘など多数の市指定文化財

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                    <重文>本堂

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                   <重文>多宝塔

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                   <重文>薬師堂

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                 <重文>旧尾形家住宅
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