玉林院 (京都市北区) 大徳寺塔頭 山中鹿之助の菩提寺

京都市北区にある大徳寺の塔頭・玉林院は、1603年後陽成天皇の侍医・
曲直瀬正琳が月岑宗印を開山に正琳院として開創された。
1609年大部分が焼失したが、1621年には再興され<琳>を分解して
玉林院と号した。

1742年には、戦国大名・尼子氏の家臣で<山陰の麒麟児>と呼ばれた
山中鹿之助の末裔といわれる富豪・鴻池氏が山中鹿之助の菩提寺として、
玉林院に南明庵を建立し、位牌を祀った。
同時に、南明庵の左右に、表千家五世・如心斎に依頼して<蓑庵>
<霞床席>の茶室を設けた。

2002年から2009年にかけて本堂は半解体修理が施され、2010年
4月に特別公開が行われた。
庭園などは今後整備されるのであろう。

(1)寺名:玉林院(ぎょくりんいん) (2)住所:京都市北区紫野大徳寺町74
(3)宗派:臨済宗大徳寺派大本山大徳寺塔頭
(4)開山:月岑宗印 (5)開基:曲直瀬正琳
(6)開創:1603年 (7)本尊:釈迦牟尼
(8)その他
1)重要文化財建物
  本堂(方丈):1621年 桧皮葺
  玄関:1621年
  南明庵:1742年 山中鹿之助の位牌堂
  蓑庵(さあん):1742年 茶室 如心斎作
  霞床席:1742年 如心斎作
2)釈迦如来像(画):重要文化財
3)本堂襖絵:1621年 狩野探幽一門の作
4)通常非公開

画像
                       表門

画像
                       外観

画像
                    <重文>玄関

画像
                    <重文>本堂

画像
                   <重文>南明庵

画像
                   <重文>蓑庵(左)

画像
                 <重文>霞床席(中央奥)

画像
                      本堂前庭