真宗院 (京都市伏見区) 

京都市伏見区の<東山36峰>最南端に位置する稲荷山(233m)西南山麓
にある真宗院は、1248年円空立信上人によって開創された。
後深草天皇の帰依を受け、伽藍も整備され大いに栄えたと言われており、
後深草天皇が亡くなると真宗院の法華堂に納骨され、これが後の十二帝陵
(深草北陵)になっていったと言われている。

1785年江戸で下城途中の寺社奉行松平伯耆守に伏見奉行小堀政方の悪政を
記した訴状を差し出した伏見の義民によって、小堀政方は罷免され伏見の町民
を救った。
直訴はご法度であったから、伏見義民は捕えられ、病などで亡くなる悲劇が
起こったが、この伏見義民の直訴会合が真宗院で行われている。
直訴の成功は封建社会において衝撃的な事件であり、町民の誇りを示す
出来事として、1887年義民を称える石碑が御香宮神社に建立され大いに
評価された。

(1)寺名:真宗院(しんじゅういん)
(2)住所:京都市伏見区深草真宗院山町26
(3)山号:根本山 (4)宗派:浄土宗西山深草派
(5)開山:円空上人 (6)開創:1248年 (7)本尊:阿弥陀如来
(8)その他
1)不空羂索神変真言経巻第17:重要文化財
2)山脇東洋の墓:実験医学の先駆者 江戸時代

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                       山門

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                       中門

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                       参道

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                       本堂

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               伏見義民顕彰碑(御香宮神社)

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               伏見義民説明(御香宮神社)