墨染寺 (京都市伏見区) 墨染桜

京都市伏見区墨染町にある墨染寺は、874年藤原良房が嘉祥寺境内に
建立した貞観寺の跡地を、天正年間(1573~92年)豊臣秀吉が日秀上人
に与え、日秀上人によって墨染桜寺として開創された。
秀吉の実姉が日秀上人に深く帰依していたことも関係しているのであろう。
その後、深草から現在地に移転している。

日本史上初の関白となった藤原基経(836~891年)が貞観寺に葬られた
のを、上野峯雄(歌人)が悼んで詠んだ歌(古今和歌集)
<深草の野辺の桜之心有らば今年ばかりは墨染に咲け>
から<墨染桜寺>と名付けられたと言われている。
なお、地名も寺名から来ている。

墨染寺の境内には墨染桜(桜の種類ではなく、歌から名づけられた)が
植えられている。

(1)寺名:墨染寺(ぼくせんじ) (2)住所:京都市伏見区墨染町741
(3)山号:深草山 (4)宗派:日蓮宗
(5)開山:日秀上人 (6)開創:1573~92年

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                       山門

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                       本堂

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                     3代目墨染桜