もくもく探索日誌 2009年12月6日 伊勢志摩

伊勢自動車道を伊勢西ICで下り、伊勢街道を志摩へ進路を取る。
741年聖武天皇の詔により、全国66ヶ国68ヶ所に国分寺が建立
されたが、その一つ志摩国分寺に着いたのが9時前。
志摩国分寺は盛衰を繰り返し、現在の姿は往年の形を全く留めない
寂しいお寺になっている。
山門の瓦に菊の御紋が入っているのがその名残である。

画像
                   志摩国分寺山門



鳥羽の正福寺へ向う途中、海岸に車を止めて潮の香を嗅ぐ。



正福寺は青峰山(337m)の頂上にある海上保安祈願のお寺として
篤い信仰を受けており、漁業関係者などが集まる旧暦1月18日の
大祭は盛大なものらしい。
こんな山の頂上に多くの伽藍が建っているのも信仰の篤さが見える。



鳥羽の丸山(288m)頂上近くにある庫蔵寺へは2度目のチャレンジ
となる。最初は近くまで行きながら時間の関係で途中で引き返した
思い出が湧き、今日は是非訪問したいお寺であった。
裏参道を1km少しテクテクと登り下りしながらやっと辿り着く。
本堂と鎮守社が重要文化財に指定されているが、ほとんどお参り
する人もない静かな境内である。
住職は話し好きな人でどこまでも話しそうで途中で切り上げるのに
苦労したが、人の良さが顔にも表れていた。



山を下りた鳥羽駅の近くに、熊野水軍九鬼一族の菩提寺である常安寺
へ向う。
法事が行われており、ゆっくりも出来ずに次へ向かう。


伊勢神宮外宮の近くにある日本三大護摩の一つと言われる紫燈大護摩
で有名な世義寺を経て、多気町の丹生大師と呼ばれる神宮寺へと向かう。



丹生地区は奈良時代初期に水銀が発見され大いに栄え、また弘法大師
が伽藍を創建したことにより一層栄えたと伝えられ、丹生大師と呼んで
大師信仰が篤くなったと言われる。
近くの食堂で遅い昼食を取ることにしたが、珍しい名前の<大師そば>
をいただくことにした。たまには蕎麦でもよかろう。



近くの城山(291m)頂上にある近長谷寺へ。
またもや山登り。今日は三度目。駐車場からテクテクと細い山道を。
これが<もくもく探索>の醍醐味であり、お寺へなんとしても辿り着こうと
向う無意識の行動。本尊十一面観音像が有名だが、当然仏像は撮影禁止。



もう1ヶ所寄ってみようと、松阪の朝田寺(ちょうでんじ)へ向うが、遠回り
したのか意外と時間が掛る。
ここはお地蔵さんで知られた名刹で、<朝田の地蔵さん>と呼ばれ地蔵
信仰が篤いお寺である。
帰りに本居宣長記念館にも寄ってみたかったが、道路渋滞が気になって
次の機会に回そうと急いだが、それでも渋滞に出会う。