釘抜地蔵<石像寺>(京都市上京区)

上京区はお寺の多い街であるが、その中で庶民の信仰に支えられて
歴史を生き抜いてきたお寺も多く、釘抜地蔵はその典型的な存在である。
もともとは<諸々の苦しみを抜き取る>という信仰から<苦抜地蔵>と
呼ばれていたが、いつしかそれが訛って<釘抜地蔵>になったと
いわれている。
今もその信仰は篤く、いつもお参りの人が絶えないお地蔵さんである。
本堂(地蔵堂)の外壁に奉納されている8寸釘と釘抜きの絵馬は、願いが
叶った時に奉納する慣わしになっていて、その数は増える一方だということだ。

本堂の裏に奉られている<石造阿弥陀三尊>は1225年造像の銘が入った
珍しい石像で、重要文化財に指定されている。

また、この界隈には藤原定家が住んでいたと伝えられている。

(1)寺名:釘抜地蔵<正式名:石像寺> 
(2)住所:京都市上京区千本上立売上ル花車町503
(3)山号:家隆山 (4)宗派:浄土宗 (5)開基:弘法大師空海
(6)開創:819年 (7)本尊:地蔵菩薩
(8)その他
1)石造阿弥陀三尊像:重文 1225年 中尊像高92cm
2)藤原定家、家隆の供養塔:墓地にある

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                          山門

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                         大師堂

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                       釘抜きモニュメント

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                          本堂

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                        釘抜き絵馬

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                      石造阿弥陀三尊像