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zoom RSS 願成就院 (静岡県伊豆の国市) 運慶の仏像

<<   作成日時 : 2011/11/16 09:20   >>

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運慶三十代半ばの作品である願成就院の阿弥陀如来坐像・不動明王二童子像・
毘沙門天立像の五体は1186年の造像で、鎌倉幕府初代執権・北条時政の
依頼による東国最初の仏像である。
東国武士を思わせる様式は運慶の様式を形成する重要な時期の作品と
なっており、これ以降の運慶を決定づけたといっても過言ではない。
特に、毘沙門天立像を見ているとその感を強くする。

願成就院は、1189年北条時政(北条政子の父)が源頼朝の奥州藤原氏
征伐の戦勝祈願のために開創したとされている。
実態は運慶に本尊造像を依頼した時期から考えて、北条氏の氏寺とすべく
開創を考え、戦勝祈願としての時期と重なったのであろう。
北条三代にわたり、伽藍を建立・整備し大寺院となっている。
その後、戦国時代に戦乱により焼失したが、仏像だけは奇跡的に残り、
今日まで護持されている。

北条氏の勢いは仏像を拝観することによって想像することができるが、
北条時政の晩年を想うと運慶もどう想うだろう。

(1)寺名:願成就院(がんじょうじゅいん) (2)住所:静岡県伊豆の国市寺家83−1
(3)山号:天守君山 (4)宗派:高野山真言宗
(5)開基:北条時政 (6)開創:1189年 (7)本尊:阿弥陀如来
(8)その他
1)運慶作の仏像
  阿弥陀如来坐像:国宝 1186年 像高142cm
  不動明王二童子像:国宝 1186年 不動明王像高137cm
  毘沙門天立像:国宝 1186年 像高150cm
2)阿弥陀如来坐像:重要美術品・県指定文化財 鎌倉時代 像高85cm
  地蔵菩薩坐像:県指定文化財 鎌倉時代 像高50cm
3)願成就院跡:国指定史跡
4)北条時政墓、足利茶々丸墓

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                        山門

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                        境内

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                        境内

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                       大御堂

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                        本堂

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                       本堂前庭

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                      北条時政墓

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                     現代版五百羅漢

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