テーマ:国宝伽藍のあるお寺

浄土寺(広島県尾道市) その1 国宝のお寺

浄土寺 その1 国宝のお寺 <その2 その3 その4 参照> お寺の町尾道と言っても過言でないほど山手にお寺が連なる風景は 京都の東山界隈を彷彿とさせる。だが、尾道のお寺は瀬戸内海に面して 建っている位置上境内から明るい瀬戸内海を展望できる妙味がある。 尾道が好きなのもこの辺にある。 浄土寺はこうした寺々の中心的…
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鑁阿寺 (栃木県足利市) 足利氏の氏寺

近年、従来の芳しくない評価が見直されている室町幕府初代将軍・足利尊氏 の8代前の足利氏初代・足利義康が、足利の地に居館(足利氏館)を築いたのは 12世紀中頃といわれ、これが足利氏の始まりといわれている。 義康の子・義兼が2代目となり、1196年居館内に大日如来を祀る持仏堂を 建立したのが鑁阿寺の始まりである。 1234年伽藍が…
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国宝建造物があるお寺 総覧

国宝のお堂(建造物)があるお寺は全国で100ヶ寺を数え、お堂の数は177棟あります。 <青字をクリックすると詳細へ> (1)分布 1)北海道・東北:4ヶ寺、6棟      中尊寺金色堂(岩手県平泉町)、羽黒山五重塔(山形県鶴岡市)      瑞巌寺本堂・庫裡・廊下(宮城県松島町)、白水阿弥陀堂(福島県いわき市) …
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歓喜院 (埼玉県熊谷市) 妻沼聖天山

妻沼(めぬま)聖天は日本三大聖天(東京・待乳山聖天、生駒市・生駒聖天、 妻沼聖天)の一つに数えられ、聖天信仰のメッカとなっている。 その上、2012年聖天堂(本殿)が国宝に指定され、関東で数少ない国宝 建造物の仲間入りしたことで、観光客が増えている。 聖天堂の奥殿の彫刻は日光東照宮の技術が生かされ、埼玉日光とも 呼ばれている。…
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代表的な五重塔

代表的なお寺の木造五重塔 青字の寺名をクリックすると詳細へ <国宝> (1)羽黒山五重塔:山形県鶴岡市羽黒町手向 1372年頃  高さ29m (2)海住山寺五重塔:京都府木津川市加茂町   1214年   高さ17m (3)東寺(教王護国寺)五重塔:京都市南区九条町 1644年   高さ55m (4)…
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代表的な三重塔

三重塔・五重塔などお寺のシンボルとなっている例が多いが、 鉄筋コンクリート造りの塔も結構増えている。 国宝に指定されている三重塔は13塔あり、お寺の重要文化財に指定されている 三重塔は40塔を数える。 最古の三重塔は法起寺(奈良県斑鳩町)のもので706年以前建立といわれて いる。 青字の寺名をクリックすると詳細へ …
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お寺の多宝塔

多宝塔といえば、石山寺(滋賀県大津市)の多宝塔や高野山の大塔 を思い浮かべる人が多いであろう。 今日見る多宝塔の形式は日本独自の形式といわれており、9世紀に 弘法大師空海が着想し、空海死後の876年頃に完成した高野山多宝塔(大塔) が始まりと伝えられている。 現在の高野山大塔は何度かの再建を経て、1937年に完成した 高さ4…
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善光寺 (長野県長野市) (1)代表的な庶民信仰

<牛に引かれて善光寺詣り> <身はここに心は信濃の善光寺> <月とほとけとおらが蕎麦> <女人救済の仏>など善光寺を表す言葉は多くを数えるが、ここまで 庶民信仰のお寺の代表として一大霊場となったのだろうか。 歴史を追って分析している説も多く見かけられる。 通説では、平安時代後期の<善光寺本縁起>が流布し、聖や遍歴する …
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善光寺 (長野県長野市) (2)本尊と本堂

善光寺は<大勧進>とその子院25院、<大本願>とその子坊14坊によって 経営され、大勧進貫主と大本願上人(尼僧)が善光寺の住職を務める形態に なっている。 文化財も善光寺所蔵と大勧進などの所蔵に分かれているが、このページでは 善光寺所蔵のものを取り上げる。 本尊一光三尊阿弥陀如来立像(善光寺式阿弥陀如来)は7世紀中頃から …
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大善寺 (山梨県甲州市勝沼町) <国宝>本堂

山梨県甲州市勝沼町にある大善寺は、718年行基が葡萄を右手に持った 薬師三尊像を彫って祀ったのに始まると伝えられている。 この時行基が村人に薬となるぶどうの栽培を教えたのが甲州ぶどうの 始まりと伝承されている。 平安時代971年地元の豪族・三枝守国が再興し、鎌倉時代1286年には 鎌倉幕府第9代執権・北条貞時によって薬師堂…
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白水阿弥陀堂<願成寺>(福島県いわき市) <国宝>白水阿弥陀堂

<国宝>白水阿弥陀堂は平安時代末期の1160年に、地元の豪族岩城則道の 夫人徳姫によって、則道の菩提を弔うために建立された。 阿弥陀堂の三方を池が囲み、背後には山が迫る浄土式庭園の様式は、 徳姫が奥州藤原清衡の娘であることも手伝って、平泉の毛越寺や無量光院 に倣ったといわれている。 <白水>は平泉の泉の上と下を分けて付けられた…
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平等院 (京都府宇治市) 極楽浄土の再現

宇治は源氏物語<宇治十帖>の舞台として、2008年<源氏物語千年紀> の催しが行われたが、平安時代初期から貴族の別荘が営まれた地である。 9世紀末頃、光源氏のモデルといわれる源融の別荘が宇多天皇に渡り、 998年藤原道長の別荘<宇治殿>となった。 1027年道長が亡くなると、その子である藤原頼通は<末法思想>の末法元年 105…
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円覚寺(神奈川県鎌倉市) 臨済宗円覚寺派大本山

神奈川県鎌倉市のJR北鎌倉駅前に総門のある円覚寺は、 1282年北条時宗が元寇の戦没者を弔うために、中国僧である 仏光国師無学祖元を開山に招いて開創された。 鎌倉時代末期~室町時代に設けられた鎌倉五山の第2位に 位置する円覚寺は、坐禅を通じて修行するお寺として現在も 活動している。 <鎌倉のお寺一覧>参照 (1)寺…
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海住山寺 (京都府木津川市) <国宝>五重塔

恭仁京跡(山城国分寺跡を包含する)を見下ろす三上山の中腹にある 海住山寺には小さな国宝五重塔があり、裳階をつけた姿は短いスカートを 履いた少女のように見える。 あまり知られていない五重塔だと思うが、同じように小さい五重塔として 有名な室生寺のそれとは趣を異にしている。 室生寺五重塔は貴公子の感、こちらは庶民の娘といった感。 …
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三徳山三仏寺 (鳥取県三朝町) <国宝>投入堂

修験道の祖・役行者が三徳山(900m)の断崖絶壁にお堂を投げ入れたとの 伝承から、三仏寺奥院は<投入堂>と呼ばれている。 三仏寺の境内は、三徳山の山上と山下の本堂などに分かれていて、 山上に登るには厳しい制限があり(一人では禁止)、私のもくもく探索は 適わずであった。 山麓の県道沿いにある遥拝所から望遠鏡で仰ぎ見るのに止まり、…
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安楽寺 (長野県上田市別所温泉) <国宝>八角三重塔

別所温泉の北山麓にある安楽寺・八角三重塔は日本で残る唯一の 古い八角三重塔で、1290年代の禅宗様建築と考えられている。 禅宗様建築の最古であるこの塔は資料的にも価値の高い建造物としての 存在感を示している。 また、別所温泉客の観光スポットとしてのシンボルとなっている。 安楽寺の開創については平安時代初期など諸説あるが、歴…
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大法寺 (長野県青木村) <国宝>三重塔

全国にある国宝三重塔は13塔を数えるが、ここ大法寺の三重塔は <見返りの塔>と呼ばれ親しまれている。 これは、思わず振り返って再度見たいと思わせる美しさがある塔と 言われており、周囲の環境に調和した姿はまさにそれを物語っている。 前からも、山手の後ろからも見てみたい衝動にかられる。 特に、初重の平面広さが広いことから、二重・三…
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浄土寺(兵庫県小野市) 快慶の<国宝>阿弥陀三尊像

阿弥陀三尊の背後の蔀戸が開けられるとパット夕陽が跳び込んできた。 阿弥陀さんが夕陽を背にした神々しい姿---ここが播磨の国の浄土寺。 <残念ながら撮影禁止> この像高5.3mの阿弥陀三尊像(中尊:阿弥陀如来 脇侍:向かって右に 観音菩薩、左に勢至菩薩)は誰が造ったのか。あの運慶・快慶の快慶。 <是非拝観してください。仏像が好き…
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清白寺 (山梨県山梨市) <国宝>仏殿

山梨県山梨市のブドウ畑に囲まれている清白寺は、1333年足利尊氏が 夢窓疎石を勧請開山に戦勝祈願寺として開創させたと伝えられている。 1682年の火災に遭い、仏殿を除いて焼失したが、その後再興されている。 <国宝>仏殿は1415年に創建された禅宗様建築の代表的な遺構である。 同様の禅宗様仏殿で国宝に指定されている例として …
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富貴寺 (大分県豊後高田市) <国宝>富貴寺大堂

大分県豊後高田市にある富貴寺は、718年仁聞菩薩によって開創されたと 伝えられているが詳細は不詳である。 仁聞菩薩は国東半島に山岳宗教の28道場を開いたと言われる伝説上の僧で、 六郷満山霊場の始まりを築いたと伝承されている。 <国宝>富貴寺大堂は12世紀前半に創建されたと考えられている浄土教の 阿弥陀堂で、九州における最古…
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長保寺(和歌山県海南市) 紀州徳川家の菩提寺

長峰山系の裾野の小高い斜面にひろがる長保寺は紀州徳川家の菩提寺であるが、 吉宗桜をはじめとして<花の寺>としても有名な観光地である。 中世建築の本堂など古建築と桜などの花の調和はさぞかし絶品の風景であろう。 是非その時期に再訪したい。 (1)寺名:長保寺(ちょうほうじ) (2)住所:和歌山県海南市下津町上689 (3)山号…
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栄山寺(奈良県五條市) 深緑に包まれた<国宝>八角円堂

奈良県五條市にある栄山寺は、719年藤原不比等の長子・武智麻呂によって 開創されたと伝えられている。 その後、藤原南家の菩提寺として大いに栄えたと言われ、南北朝時代には 南朝の後村上・長慶・後亀山天皇の行在所となっている。 武智麻呂の子・藤原仲麻呂が武智麻呂の菩提を弔うために奈良時代半ばに 建立されたといわれる<国宝>八角…
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崇福寺(そうふくじ)(長崎県長崎市) 中国風の<国宝>伽藍

中国様式では日本最古の国宝伽藍のお寺、崇福寺は中国福建省出身の 華僑が中心となって創建されたお寺で、別名福州寺ともいわれている。 長崎市にある<福>のつく黄檗宗の四福寺あるいは三福寺の一つである。 現在は、長崎観光の名所ともなり多くの観光客が訪れている。 <長崎県のお寺一覧>参照 (1)寺名:崇福寺(そうふくじ)<…
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不動院 <安芸安国寺>(広島県広島市) 禅宗様式の<国宝>金堂

広島市にある不動院は、開創は不詳であるが本尊の時代から 推定して平安時代には創建されていたと考えられている。 その後、南北朝時代に足利尊氏の発願によって全国68ヶ所に設立された 安国寺の一つとして安芸安国寺となった。 戦国時代には荒廃したが、毛利氏の外交僧安国寺恵瓊によって天正年間 に再興され、この時山口の凌雲寺から仏殿を移築…
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平等院(京都府宇治市) その3 平等院の四季

平等院の四季 それは  4月初旬:桜 平等院周辺はさくらの名所  4~5月:サツキ、ツツジ  5月:藤 平等院の藤はつとに有名  夏:緑と宇治川の涼 しかし暑い  11月下旬:紅葉 宇治川の対岸にある興聖寺(こうしょうじ)の紅葉は名所  冬:彩はないが、木の葉が少ないので伽藍の写真には好都合 <2008年2月1…
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醍醐寺 (京都市伏見区) 下醍醐の桜風景

京都市伏見区の醍醐寺は桜の名所で多くの参拝者や観光客で 賑わうが、豊臣秀吉が1598年開いた<醍醐の花見>を契機として 伽藍の整備が進み今日の姿を示している。 <醍醐寺 国宝・重文伽藍> <醍醐寺 下醍醐の伽藍> <醍醐寺 西国三十三所観音霊場第11番>参照                        総門 …
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瑞龍寺 (富山県高岡市) 宮殿を想わせるお寺

富山県高岡市の市街地にある瑞龍寺は、高岡の城下町を造った 加賀藩主第2代前田利長が1614年亡くなり、その菩提寺として 第3代藩主前田利常が創建したお寺である。 伽藍は禅宗特有の左右対称配置で、1663年まで20年の歳月を 掛けて造営された。 その後、1746年の火災で山門などが焼失したが、山門は1818年に 再建されている…
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長寿寺(滋賀県湖南市) <国宝>本堂

長寿寺は湖南三山(長寿寺、常楽寺、善水寺)のひとつで、東寺とも呼ばれる。 もともとは三重塔があったが、織田信長が安土の摠見寺に移築した(現在も 健在である)。しかし、鎌倉時代初期の本堂は風格が漂っている。 (1)寺名:長寿寺(別名:東寺) (2)住所:滋賀県湖南市東寺619 (3)山号:阿星山 (4)宗派:天台宗 (5)開基…
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常楽寺(滋賀県湖南市) <国宝>本堂・三重塔

常楽寺は湖南三山(常楽寺、長寿寺、善水寺)のひとつで西寺とも呼ばれる。 閑散とした寂しげな境内に根を張って建つ本堂と三重塔(共に国宝)の 威風堂々とした姿は境内の風景を救ってくれている。 紅葉の時期はその風景が一変するらしい。紅く染まる境内には多くの 拝観者が訪れ、お堂にその紅が映えることであろう。 (1)寺名:常楽寺(別…
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