テーマ:国宝伽藍のあるお寺

千本釈迦堂<大報恩寺>(京都市上京区)

京都で<大報恩寺>と聞いてもほとんどの人が首をかしげるが、 <千本釈迦堂>というと<ああ~あそこかいな>と頷いてくれる。 京都にはこのような通称名でないと通じないお寺が多く、正式名は パンフレットや案内書などでも使われないのがほとんどである。 金閣寺<鹿苑寺>、銀閣寺<慈照寺>、東寺<教王護国寺>、 西本願寺<本願寺>、東本願…
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大仙院 (京都市北区) 大徳寺塔頭 通常公開

大仙院は1509年の開創で、大徳寺塔頭の中でも北派本庵として 尊重される名刹であり、非公開が多数を占める塔頭の中でも、 数少ない公開塔頭(ただし、撮影不可)である。 沢庵和尚が宮本武蔵に剣道の極意を教えた所として、前住職の 尾関宗園の法話などの名物和尚が輩出しているお寺である。 <京都市北区のお寺一覧> (1)寺名:…
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龍光院(京都市北区) 大徳寺塔頭 通常非公開

龍光院は非公開塔頭で、多くの文化財が拝観できない残念な塔頭 福岡藩主黒田長政が、父如水の菩提を弔うために建立した塔頭で、 数多くの文化財を擁している。 <京都市北区のお寺一覧> (1)寺名:龍光院(りょうこういん) (2)住所:京都市北区紫野大徳寺町14  (3)宗派:臨済宗大徳寺派(大徳寺塔頭)  (4)開山:春…
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西本願寺<本願寺>(京都市下京区) 世界遺産 浄土真宗本願寺派本山 

1262年親鸞聖人入滅の後、末娘の覚信尼が1272年、現在の 知恩院塔頭の崇泰院付近に廟堂を設け、遺骨を安置したのが本願寺 の発祥といわれる。 3代覚如が再建し専修寺と言っていたが、その後本願寺と改名した。 その後、寺基は転々としたが、1591年豊臣秀吉の寄進によって 現在地に再建された。 1602年本願寺は東西に分割され、…
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知恩院(京都市東山区) 浄土宗総本山

知恩院は法然上人開山の浄土宗総本山であり、7000余の末寺をかかえ ている。 法然上人は1133年、現在の岡山県久米南町で生まれ、13歳で比叡山 に上がり15歳で得度した。30年間比叡山で修行し、1175年43歳 の時に<専修念仏>の道を歩むべく比叡山を下り、浄土宗を開宗した。 晩年に四国へ配流されたが、その後京へもどり121…
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妙法院(京都市東山区) 天台三門跡

三十三間堂を所有している妙法院を訪れた人は京都でも少なく、 名前を知っている人も少ない隠れたお寺である。 由緒としては、三千院や青蓮院とともに天台宗の門跡寺院とし て江戸時代末まで名門寺として栄えてきた。 明治時代になって、神仏分離の煽りを受けて衰退し、境内 (庭園を含む)の一部を売却して生き延びてきたが、戦後の 観光ブ…
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龍吟庵 (京都市東山区) 東福寺塔頭 <国宝>方丈

京都市東山区にある東福寺には25ヶ寺の塔頭があり、その筆頭 龍吟庵は1291年東福寺第三世無関普門(大明国師)の住居と して開創された。 <国宝>方丈は1387年の建立で、現存する最古の方丈といわ れている。 書院造に寝殿造の意匠が施された格調のある造りになっている。 方丈を取り囲む3面の庭園は1964年重森三玲の作庭で…
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光明寺(京都府綾部市) <国宝>二王門

綾部市から小浜市へ抜ける府道1号線を20分ほど車で走ると、君尾山の 麓にある綾部温泉の標識が見えてくる。そこを左に曲がると二王公園が あり、ちょっとしたリクレーションの場になっていて温泉が湧いている。 そこを抜け君尾山に向かって登って行くこと10分。 二王門のある駐車場に到着。小さいながらも駐車場は整備され、訪れる人 も少なく…
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浄瑠璃寺(京都府木津川市) 浄土式庭園

宝池を中心とした浄土式庭園の東(此岸)に薬師如来を本尊 とする三重塔、西(彼岸)に九体阿弥陀如来を本尊とする 阿弥陀堂(本堂)とまさに浄土を連想さす風景が浄瑠璃寺 そのものである。 平等院(京都府宇治市)、白水阿弥陀堂(福島県いわき市) と浄土式庭園を代表する 浄瑠璃寺は文化的には奈良の影響が強いが、お寺の境内構想 は平安…
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海住山寺 (京都府木津川市) <国宝>五重塔

恭仁京跡(山城国分寺跡を包含する)を見下ろす三上山の中腹にある 海住山寺には小さな国宝五重塔があり、裳階をつけた姿は短いスカート を履いた少女のように見える。 あまり知られていない五重塔だと思うが、同じように小さい五重塔と して有名な室生寺のそれとは趣を異にしている。 室生寺五重塔は貴公子の感、こちらは庶民の娘といった感。 …
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法界寺(京都市伏見区) <国宝>阿弥陀堂と阿弥陀如来

法界寺は醍醐寺の南、日野の里に寂しく佇む小さなお寺であるが、 その由緒は光輝くものがあり、阿弥陀堂・阿弥陀如来坐像と二つ の国宝を擁する芸術史上欠かせないお寺なのである。 日野の里は、藤原氏の支流日野氏の郷であり、親鸞聖人・日野富子 などが日野一族の出身で共に日野の里で誕生したといわれている。 法界寺は日野氏の氏寺であり、…
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東福寺(京都市東山区) 臨済宗東福寺派大本山

紅葉の時期には人人人~の東福寺であるが、その時期以外では 静かな禅寺であり、新緑を求めて新鮮な気分を味わうには絶好 のお寺である。 室町時代の京都五山第4位で、壮大な伽藍から<伽藍づら>と 呼ばれていた。 明治時代1881年の大火で仏殿・法堂・方丈・庫裡を失くし ているが、<国宝>三門などが残り、古の伽藍を想像出来る。 …
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東福寺(京都市東山区) 庭園

東福寺は紅葉の名所であり、<東福寺の伽藍面>といわれるほど 伽藍が整備されている。 国宝の三門を始め、日本最大の東司(昔のトイレ)など珍しいお堂 もある。 塔頭も25ヶ寺を数え、その中で庭園を常時公開・特別公開して いるお寺を含めて東福寺の庭園を紹介してみましょう。 <東福寺 臨済宗東福寺派大本山>    <東福寺…
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三十三間堂<蓮華王院>(京都市東山区) 世界一長い木造建築

三十三間堂の正式名は蓮華王院といい、その本堂を三十三間堂と 呼んでいる。近くにある妙法院の境外仏堂である。 桁行33間(約120m)あることからの呼び名になっている。 後白河上皇が平清盛に命じて、1165年に創建されたが 1249年火災によって焼失したが、1266年再建された。 これが現在の三十三間堂である。 三十三…
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知恩院(京都市東山区) 風景と景物

知恩院の七不思議とは ①鶯張りの廊下:御影堂から方丈へ至る廊下 ②白木の棺:三門上に安置 三門大工棟梁夫妻の棺 ③左甚五郎の忘れ傘:御影堂の軒下にある傘 ④抜け雀:大方丈の襖絵 ⑤三方正面真向の猫:大方丈の杉戸絵 ⑥大杓子:大方丈入口の廊下に置かれている杓子 ⑦瓜生石:黒門前の路上にあり、知恩院創建以前からある 大きなお…
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知恩院(京都市東山区) 参道と門の風景

広い境内を持つ知恩院への参道はいくつかあり、それを総て順を おって歩いてみよう。 ①中央から入る参道  東大路に面してある表門(新門)~智慧の道~三門~男坂~境内 ②北西から入る参道  白川沿いにある総門(古門)~古門通~黒門~北門~四脚門~境内 ③南から入る参道  円山公園に面してある南門~三門~女坂~境内 …
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銀閣寺(京都市左京区) 世界遺産

金閣寺、銀閣寺共に臨済宗相国寺派の相国寺境外塔頭である。 足利義政が1482年から東山殿の建設にかかり、1490年 に完成しているが、同年に亡くなると義政の菩提を弔うために 慈照寺とした。 通称では、銀閣寺と呼び、慈照寺と呼ぶ人はほとんどいない。 京都のお寺には、正式名よりも通称名で呼ぶお寺が多い。 銀閣(観音殿)は京都…
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高山寺(京都市右京区) 世界遺産 新緑の風景

京都市の西北に位置する栂尾高山寺は、高雄の神護寺、槙尾の西明寺 とともに紅葉の名所になっており、その時期は大渋滞覚悟のドライブ になる。 高山寺は新緑を薦めます。なぜなら、高山寺は新緑の緑が最も映える お寺のひとつだと思います。 伽藍が木々の中に埋もれた風景を現出しており、このお寺の歴史を 感じるには新緑か雪の風景だと思いま…
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高山寺(京都市右京区) 伽藍

高山寺の実質的な開山明恵上人(1173~1232年)はなぜ 法然上人を激しく糾弾したのであろう。 <現代社会におけるお寺>をテーマとするお寺巡りの私にとって 法然上人、明恵上人の教えや生き様は難しいながらも何かを示唆 しているように感じている。それが何であるかは~ <高山寺 新緑の風景> (1)寺名:高山寺(こうざん…
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平等院 (京都府宇治市) 世界遺産 極楽浄土の再現

宇治は源氏物語<宇治十帖>の舞台として、2008年<源氏物語千年紀> の催しが行われたが、平安時代初期から貴族の別荘が営まれた地である。 9世紀末頃、光源氏のモデルといわれる源融の別荘が宇多天皇に渡り、 998年藤原道長の別荘<宇治殿>となった。 1027年道長が亡くなると、その子である藤原頼通は<末法思想>の末法 元年105…
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平等院(京都府宇治市) 宇治川の風景

平等院の東を流れる宇治川は、古代の歴史にも登場する川で、 百人一首、権中納言定頼の歌 <朝ぼらけ宇治の川霧たえだえにあらはれわたる瀬々の網代木> また、646年架橋と伝わる宇治橋、源氏物語など 平安時代初期から貴族の別荘が営まれ、その別荘の一つが平等院 の開創に繋がっている。 宇治川の風景をみてみよう <平等院 極楽浄…
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平等院(京都府宇治市) 四季の風景

平等院の四季 それは  4月初旬:桜 平等院周辺はさくらの名所  4~5月:サツキ、ツツジ  5月:藤 平等院の藤はつとに有名  夏:緑と宇治川の涼 しかし暑い  11月下旬:紅葉 宇治川の対岸にある        興聖寺(こうしょうじ)の紅葉は名所  冬:彩はないが、木の葉が少ないので伽藍の写真には好都合    近年、…
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仁和寺(京都市右京区) 世界遺産 真言宗御室派総本山

仁和寺は886年光孝天皇の勅願で建立が開始されたが、天皇が 亡くなったのでそれを継がれた宇多天皇が888年に開創された。 宇多天皇はその後、出家され御室と名付けられた僧房に住んだこと から仁和寺は<御室御所>と呼ばれた。 代々の住職は皇室関係の人が努め明治時代まで存続したことから、 門跡寺院の筆頭として君臨した。 なお、金堂…
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醍醐寺(京都市伏見区) 四季の風景

京都の東山を東へ越えると山科盆地(京都市山科区・伏見区の一部)、 この地は古く北陸から近江・宇治を経て大和に至る奈良街道があり、 平安京の東南の一地区として注目されてきた。 醍醐寺は、この街道沿いの醍醐山(454m)の麓から山上にかけて の広大な地域に広がり(約200万坪)、境内を大きく分けて、山上 一帯を<上醍醐(かみだいご…
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醍醐寺(京都市伏見区) 主な伽藍

醍醐寺の境内は、醍醐山上の上醍醐と山麓の下醍醐に区分される。 広大な境内には数多くの伽藍が建つので、主な伽藍を記してみる。 <醍醐寺 四季の風景> (1)寺名:醍醐寺(だいごじ)  (2)住所:京都市伏見区醍醐東大路町22 (3)山号:醍醐山 (4)宗派:真言宗醍醐派総本山 (5)開山:理源大師聖宝 (6)本尊:薬師…
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醍醐寺(京都市伏見区) 醍醐の花見

<醍醐の花見>といえば、1598年4月20日に豊臣秀吉が 一族郎党1300名余りを引き連れて醍醐寺で催した盛大な 花見の宴であるが、今日紹介するのは、私の<醍醐の花見>を 紹介します。 なお、毎年4月第2日曜日に<豊太閤花見行列>が醍醐寺で 催されますが、花見客で境内は満杯状態になるほどの人気です。 毎年この催しを避けて花見…
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醍醐寺上醍醐(京都市伏見区)  西国三十三所観音霊場第11番

醍醐寺上醍醐(かみだいご)は醍醐山(標高454m)の山上にあり、 醍醐寺下醍醐から徒歩1時間ぐらいの登りである。 ここには西国三十三所観音霊場第11番札所(准胝観音)があり、 巡礼者にとっては最大の難所といわれている。 しかし、近くまで林道があり車でのお参りも可能であるが、難路である。 上醍醐は醍醐寺開創の地としての風…
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醍醐寺(京都市伏見区) 三宝院と塔頭

三宝院は醍醐寺の本坊で、1115年開創され、豊臣秀吉が 再興し、現在の姿になっている。 伽藍と庭園が文化財に指定され、通常非公開の部分があり、 撮影禁止箇所が多い。拝観は有料 <醍醐寺 四季の風景> <伽藍と庭園>  唐門(勅使門):国宝 1599年 北政所の寄進  表書院:国宝 1598年 長谷川等伯一派の襖絵 …
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醍醐寺(京都市伏見区) 下醍醐の風景と仏像

醍醐寺の境内は、醍醐山上の上醍醐と山麓の下醍醐に区分 されるが、この記事では下醍醐の風景と主な仏像を見る。 仏像など多くの文化財は霊宝館に収蔵・展示されている。 <醍醐寺四季の風景> (1)主な仏像   薬師三尊像:国宝 913年 カヤの一木造 中尊像高177cm         上醍醐薬師堂の本尊   本尊薬師如…
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延暦寺(滋賀県大津市) 比叡山延暦寺の風景

大津市と京都市にまたがる比叡山(848m)全域と山麓にある 大津市坂本の里坊を含めた広大な霊場延暦寺を紹介してみよう。 (1)寺名:延暦寺(えんりゃくじ) (2)住所:滋賀県大津市坂本本町4220 (3)山号:比叡山 (4)宗派:天台宗総本山 (5)開基:伝教大師最澄 (6)開創:788年 (7)本尊:薬師如来 <…
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