テーマ:大阪・兵庫・和歌山のお寺

小野大日堂 (兵庫県三田市)

三田市の山間部にある小野集落に、ポツンと建つ小野大日堂には 飛鳥時代の伝承がある。 中大兄皇子がこの地を訪れ、ここの領主の娘に心を寄せ、妃とし やがて皇子が生まれたが、妃は亡くなり、その後間もなく皇子も 亡くなったとか。 それから400年後、東光山の花山院菩提寺に隠棲していた花山法皇が この伝承を聞き、妃と皇子の菩提を弔うた…
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普大寺 (和歌山県上富田町) 日本唯一の寺名

田辺市と白浜町に囲まれた上富田町は、山間地でありながら人口増の 珍しい自治体である。 山間部岡地区の山腹に建つ普大寺を訪れたのは、1396年の板碑を 拝観するためであったが、住職との会話の中で、普大寺の名前を持つ お寺は全国で、ここが唯一で、ありそうな名前でありながら唯一とか。 かっては、浜松市にあったそうだが、今は廃寺となっ…
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萬正寺 (兵庫県宝塚市) 茅葺の庫裡

宝塚市最北端に位置する上佐曽利集落の山麓に、大きな茅葺の庫裡が 目立つのが萬正寺である。 隣には祇園信仰の素戔嗚神社があり、かっては神仏習合の神社とお寺 であり、参道入口には鳥居が建っている。 萬正寺は室町時代の開創と伝えるが、詳細は不詳である。 住職の話によると、茅葺の維持管理には苦労が多いが、先祖の遺産を なんとか護りた…
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十念寺 (大阪府大東市) 四條畷の戦いの地

1348年の<四條畷の戦い>は、南朝と室町幕府(北朝)の最後の 大戦となり、南朝の衰えが始まった戦いであった。 この戦いの地が、十念寺の建つ北条地区を中心とした地域であり、 南朝軍棟梁・楠木正行の墓所、正行を祀る四條畷神社などがある。 この戦いの200年後になっても霊が休まらずと、僧が十念寺を開創し、 楠木正行と一族郎党の霊を…
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岩屋観音 (和歌山県田辺市) 岩窟の観音堂

田辺市稲成町の県道35号と県道208号が交差する山域は、 岩峰が連なる<ひき岩群>と呼ばれる岩場で、その中の岩屋山 山腹の岩窟に建つのが岩屋観音である。 私は山頂まで登らなかったが、山頂からの眺望は絶景といわれ、 再度挑戦してみたい。 岩屋観音は、京都神護寺の中興の祖・文覚上人によって開創された と伝わる厄除け祈願のお寺…
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毫摂寺 (兵庫県宝塚市) 小浜御坊

毫摂寺は越前市、加賀市、宝塚市にあり、元々福知山市に開創され、 その後京都市北区の出雲路に移り栄えたが、明徳の乱で焼失し、 越前市に移り、毫摂寺を再興している。 一方、京都にあった頃の住職善入の末裔善秀が15世紀末に宝塚市小浜 に毫摂寺を開創し、小浜御坊として寺内町を形成し、 大いに栄えたといわれている。 豊臣秀吉や利休…
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法念寺 (大阪府四條畷市)

北生駒山地の西麓にあって、人口55,000人の郊外都市である 四條畷市には遺跡などが多く、古い歴史を持っている。 そんな中にあって、南北朝時代の<四條畷の戦い>で戦死した 楠木正行(くすのきまさつら)<小楠公>の墓所が中心街にある。 ここは四條畷の聖地であり、そこのクスノキは市の木となっている。 墓所の裏手に建つのが法念寺であ…
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和歌山県のお寺一覧

高野山のお寺と和歌山県(高野山以外)のお寺を紹介 高野山のお寺 利生護国寺(橋本市):<重文>本堂 子安地蔵寺(橋本市):関西花の寺第24番 かむろ大師(橋本市):水の加持祈祷 西光寺(橋本市):学文路刈萱堂 小峯寺(橋本市):修験の寺 応其寺(橋本市):木食応其上人の寺 定福寺(橋本市):黒河道の起点 大光寺(橋…
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小引円明寺 (和歌山県由良町) 道祖神

海岸沿いの県道24号、小引漁港の山手に建つ円明寺は、由良町に円明寺が 2ヶ寺あることから、地名を採って小引円明寺と呼ばれている。 漁港から集落の中を通って山手に登ると、こじんまりとした円明寺が あり、ここを訪れたのは、日高地域では珍しい道祖神がある。 江戸時代中頃に彫られた神像で、かっては子安神社に安置されていたが、 明治時代…
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兵庫県のお寺一覧

兵庫県のお寺を紹介 <阪神地域> 長遠寺(尼崎市):江戸時代初期の伽藍が残る寺 本興寺(尼崎市):尼崎市寺町の大寺 善通寺(尼崎市):首なし地蔵尊 如来院(尼崎市):法然上人二十五霊場第4番 広済寺(尼崎市):近松門左衛門の菩提寺 全昌寺(尼崎市):尼崎藩主戸田氏鉄ゆかりの寺 専念寺(尼崎市):平重盛の菩提寺 広徳…
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肝川観音堂 (兵庫県猪名川町) モミの木

猪名川町肝川地区の戸隠神社は本殿が重要文化財で、肝川村の 鎮守として建立されたといわれている。 その入口、すぐ横の小高いところに観音堂が建っているが、この 観音堂は多田銀銅山から移されたといわれ、巨大なモミの木を護っている。 モミの木は、推定樹齢500年といわれ、樹高25m以上と巨木で、 古木である。 なお、戸隠神社の建…
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大阪府のお寺一覧

大阪市のお寺一覧 堺市のお寺一覧 能勢妙見山(能勢町):妙見信仰の中心 真如寺(能勢町):関西身延 清普寺(能勢町):地元権力者・能勢氏の菩提寺 長杉寺(能勢町):江戸時代の枯山水庭園 玉泉寺(能勢町):鎌倉時代の板碑 蓮華寺(能勢町):五輪石塔 慈眼寺(能勢町):願掛観音 月峯寺(能勢町):北摂の名刹…
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浄念寺 (大阪府枚方市) 枚方西御坊

江戸時代には枚方は宿場町として栄え、その中にあって浄念寺は 西本願寺の枚方西御坊として栄えたといわれている。 戦国時代は、この一帯は順興寺の寺内町として形成され、浄土真宗 の勢いが隆盛を極めたが、江戸時代になり、東海道宿場町へと変遷した 地区である。 現在、宿場町の風景はほとんどないが、お寺が集まった寺町の 様子は残っている…
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円光寺 (和歌山県広川町広) ソテツ

1854年の安政南海地震津波において、多くの人を非難させた 濱口梧陵の<稲むらの火>で、津波避難の教訓を引き継いでいる 広川町の遺産は日本遺産に指定されている。 その遺産構成の一つに、円光寺の<嘉永七年高浪之図>があり、 濱口梧陵と思しき人物が描かれている。 現在の円光寺は広川町中心部にあって、小さな佇まいであるが、 本…
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龍満寺 (兵庫県新温泉町諸寄) 馬北の鬼道場

日本海に面した諸寄(もろよせ)港は、往古より天然の良港といわれ、 江戸時代には、北前船の寄港地として栄えたとか。 諸寄近辺で難破し、犠牲となった北前船の船人を弔ったのが龍満寺 である。 日本遺産<北前船寄港地・船主集落>の一構成として、諸寄港や 龍満寺も指定されている。 龍満寺は、慶長年間(1596~1615年)開創とい…
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證大寺 (和歌山県湯浅町)

湯浅町東部の山手にあって、ミカン畑に囲まれて建つのが證大寺 で、その開創は不詳である。 小さなお寺であるが、板碑を求めて訪問したが、どれが該当する 板碑か判然とせず、引き返す結果となり残念 <和歌山県のお寺一覧> (1)寺名:證大寺(しょうだいじ) (2)住所:和歌山県湯浅町山田1490 (3)山号:光照山 (4)…
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金剛寺 (兵庫県豊岡市) シャクナゲ寺

玄武洞へ向う県道548号から、金剛寺川に沿って山間部へ お寺名に由来する金剛寺集落の最奥に建つのが金剛寺である。 シャクナゲの寺として、時期には多くの参拝者があるとか 金剛寺の開創は不詳であるが、1339年の<足利尊氏寄進状> が残り、尊氏が全国の各国に一基、利生塔を建立すべく寺領の 寄進を記した文書で、当時の金剛寺は但馬国で…
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慈恩寺 (大阪府池田市) 寒山寺の鐘

池田市北部にあって、禅寺陽松庵の西隣りに建つ、慈恩寺境内の 高台に<寒山寺の鐘>が吊るされている。 この鐘は、池田市と中国蘇州市姉妹都市25周年の記念に、蘇州市 寒山寺の鐘のレプリカが贈られたものである。 寒山寺は寒山拾得の故事で有名な名刹で、500年代初期の開創と いわれている。 慈恩寺は、725年池田市最北の長尾山山…
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西法寺 (和歌山県有田市) 徳本上人ゆかりの寺

有田川北部の岩室山(260m)南西麓にあって、宮原町に建つ 西法寺は、徳本上人に帰依した吉田氏が1835年開創している。 徳本上人は江戸時代後期の念仏行者で、1794~1801年の 7年間、岩室山で修行し、全国行脚で皇室、大名、民衆から深い 帰依を受けた稀代の行者である。 西法寺には、多くの徳本上人ゆかりの遺品が残されている。…
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大円寺 (兵庫県豊岡市日高町) 神鍋高原

国道432号の左右に広がる神鍋高原は、関西随一のスキー場で、キャンプ場 ゴルフ場などリゾート地として知られている その高原の中心集落にあって、道の駅神鍋高原の近くに、神鍋山を背に建つ のが大円寺である。 大円寺は、1603年、京都南禅寺の269世悦叔禅師が開創した由緒のある お寺で、集落の中核寺院となっている。 楼門形式の山…
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青龍寺 (大阪府箕面市下止々呂美) 止々呂美城主の菩提寺

箕面市北部にあって、余野川沿いの止々呂美(とどろみ)地区の 下止々呂美集落に建つのが青龍寺である。 この集落には、承安年間(1171~75年)に築城され、1579年まで 続いた止々呂美城があり、その城主が塩山氏である。 1579年、織田信長軍の攻略により、城を明け渡し落城している。 この時の城主塩山平衛門は出家し、僧宗湛となっ…
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東光寺 (和歌山県海南市)

県道165号を東へ、紀州徳川家の菩提寺・長保寺の手前、道路脇に コウヤマキが目立つのが東光寺である。 開創は不詳であるが、平安時代に遡ると伝えられている。 本堂脇壇に祀られている薬師如来坐像、天部立像は共に藤原時代の 造像で、下津町最古のお寺といわれ、多数の文化財を擁している。 <和歌山県のお寺一覧> (1)寺名:東…
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丹波、但馬のお寺一覧 (兵庫県)

<丹波のお寺> 太寧寺(丹波篠山市):篠山城の鬼門を護る寺 大国寺(丹波篠山市):<重文>本堂 高蔵寺(丹波篠山市):丹波篠山もみじ三山 長谷寺(丹波篠山市):<重文>妙見堂 文保寺(丹波篠山市):丹波篠山もみじ三山 洞光寺(丹波篠山市):紅葉スポット 西光寺(丹波篠山市):重文仏像4体 龍蔵寺(丹波篠山市):丹波古…
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西方寺 (兵庫県養父市八鹿町) しだれ桜

八鹿町八木地区にあって、国道9号沿いに、しだれ桜の大木が目立つ 西方寺は、八木城主八木重家によって、1374年開創されたと伝える。 八木城跡は西方寺背後の山頂にあり、八木氏は代々の城主で、但馬守護 山名氏の四天王といわれた有力武家である。 八木城は八木豊信によって1063年築城といわれ、1600年廃城と なったと伝えている。 …
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余野十三仏 (大阪府豊能町)

豊能町余野を流れる切畑川に架かる十三仏橋の袂に建つのが <余野十三仏>である。 府道109号中所バス停を南へ、田畑道を入る。 豊能町には多尊石仏が多いが、その中でも最古の、1564年造立 の逆修塔で、豊能町の代表的石仏といえる。 表面、裏面各々に20体の仏像が半肉彫りされている。 表面は全て地蔵菩薩、裏面は上段中央に阿弥陀如…
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高野寺 (和歌山県和歌山市) 厄除け大師

和歌山市街地に建つ高野寺を訪れた2017年9月では、拝堂が 再建中で、境内も一部の拝観となった。 本尊弘法大師は、厄除け大師、舎利吹き大師、不蒔菜大師などの 別称があり、信仰の篤い大師である。 高野寺は慶長年間(1596~1615年)、徳川家康の信任厚い 勢誉法印の開創といわれ、高野山と紀州藩の交流拠点となって、 大いに栄え…
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恩澤寺 (兵庫県宍粟市山崎町) 秀吉ゆかりの寺

山崎町の最上山東麓にあって、山崎町の寺町に鐘楼門を構える恩澤寺は、 1414年天台宗心光寺として開創されたと伝えられている。 1580年、豊臣秀吉の播磨侵攻の際、心光寺に陣地を設け、恩澤寺の 北に位置する長水山頂にあった長水城を攻めたが、一時敗走し、 心光寺は焼失した。 その後、長水城は落城し、秀吉はさらに西へ侵攻した。 1…
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浄福寺 (大阪府茨木市)

茨木市北部にあって、竜王山麓を通る府道1号沿いの小高い所に 建つ浄福寺の開創は、1641年と伝えられている。 すぐ近くには古刹忍頂寺があり、地名にもなっている。 浄福寺の境内は広くはないが、地蔵尊の背後には、樹齢400年 といわれるシイの大木がデンと構えている。 <大阪府のお寺一覧> (1)寺名:浄福寺(じょうふくじ…
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丹河地蔵堂 (和歌山県みなべ町) イチョウ

南部川河口近くにあって、熊野九十九王子の一つ<三鍋王子>参道に建つ 丹河地蔵堂には、樹齢300年以上といわれるイチョウが参道を覆っている。 延命地蔵として、地元の人たちの信仰を集め維持されてきた。 地蔵堂は江戸時代中期の建立とみられ、イチョウもその頃、植えられたと 推定されている。 現在は住宅地となり、イチョウも剪定されたが樹…
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開善寺 (兵庫県姫路市安富町)

姫路市北西部に位置する安富町の安志(あんじ)集落にあって、山麓の 木々に囲まれて、廃れた本堂が残るのが開善寺で、現在は廃寺となっている。 1717年、開善寺を開創した小笠原長興は安志藩初代藩主で、 信濃小笠原氏の末裔である。 信濃小笠原氏の7代小笠原貞宗が長野県飯田市に中興した開善寺の法灯を 継いで開創されたのが、安志の開善寺…
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