常秀院 (長野県駒ケ根市)

天竜川左岸の河岸段丘に立つ常秀院からは、天竜川と中央アルプスを 望めるが、残念ながらアルプスは雲に覆われていた。 常秀院山門前の宝篋印塔は1392年、地元の豪族菅沼氏によって 建立されたと伝わる。 菅沼氏の菅沼城はお寺から南200mの台地上にあったといわれているが、 戦国時代に武田信玄との戦いで落城したといわれる。 常秀院の…

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良念寺 (福井県若狭町)

国道27号(丹後街道)の<瓜割の滝口>から名刹天徳寺への参道を入ってすぐ、 左手に楼門形式の山門を構えるのが良念寺である。 天徳寺は名水<瓜割の滝>で観光客も訪れる名刹であるが、良念寺は ひっそりとしたお寺である。 良念寺の開創は不詳であるが、室町時代の阿弥陀如来立像が本尊として 祀られている。 <福井県のお寺一覧> …

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毫摂寺 (石川県加賀市)

本願寺3代覚如(1271~1351年)の高弟・乗専が、現在の 京都市北区出雲路に開創した毫摂寺が、応仁の乱(1467~ 78年)で焼失し、時の住職善幸は越前證誠寺へ身を寄せ、その 子達は、各地に毫摂寺を開創した。 その一つが加賀毫摂寺である。 開創は不詳であるが、1640年加賀大聖寺に再興されたといわれる。 <石川県のお…

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乗永寺 (富山県小矢部市)

小矢部のシンボルタワー<クロスランドタワー(118m)>を 目の前にする乗永寺は、小矢部市にある真宗大谷派40数ヶ寺の 有数なお寺といわれている。 1290年現在の砺波市に開創され、室町時代には越中一向一揆、 戦国時代には石山合戦などに参加し衰退したが、1758年頃 現在地に移転している。 1759年には、南砺市善徳寺(城瑞…

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千正寺 (北海道千歳市)

千歳市街地に、ベンガラ塀の目立つ千正寺が建つ。 富山県富山市の妙教寺で生まれた團正が1900年、 北海道に渡り、千歳市根志越(ねしこし)地区に 説教所を開いたのが千正寺の始まりである。 その頃の千歳は、札幌本道が開通し、宿場町として スタートした時期になる。 現在の千正寺住職は4代目で、種々の行事活動に熱心で、 檀家信者も…

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長円寺 (兵庫県加西市) 戦国大名赤松政則最期の地

鎌倉時代末期~戦国時代末期の長い期間、播磨に君臨した 赤松氏にあって最盛期を築いた9代赤松政則が、鷹狩りで 宿泊していた長円寺で最期を迎えたといわれている。 赤松氏の3代赤松円心が播磨に君臨したが、8代満祐の 嘉吉の乱(1441年)で一時没落するが、政則が盛り返し 赤松氏の最盛期を築いている。 長円寺は650年開創と伝わ…

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金剛寺 (京都府綾部市)

綾部市東部に位置する上林地区の睦寄町(むつよりちょう)山麓に 建つのが金剛寺である。 金剛寺は、元亨年間(1321~24年)紫王庵として開創されたと 伝え、1390年金剛寺となっている。 この間、実質上の相国寺開山で、五山文化の貢献者として名をなした 普明国師(春屋妙葩)が一時舞鶴に隠棲した折に、紫王庵に度々 宿泊したといわ…

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芳心寺 (鳥取県鳥取市) 山陰身延

鳥取市街地の東に位置し、源太夫山の山麓に建つ芳心寺は、 日蓮宗総本山身延山の別院で、山陰身延といわれ、日蓮聖人の 真骨の一部を安置している。 この経緯は、芳心寺に分骨墓がある鳥取藩主池田光仲の正室 芳心院(因幡姫)が日蓮宗信者として、聖人真骨の一部を 奉納したことにある。 芳心院は、紀州藩主徳川頼宜の長女で、祖母が徳川家康の…

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東福寺 (熊本県菊池市)菊池五山

小高い菊池公園の南端にひっそりと建つのが東福寺であるが、 熊本地震で多くの石塔が倒れ被害を受けている。 938年の開創と伝える古刹で、平安時代後期に菊池氏の 庇護を受け菩提寺となっている。 鎌倉時代末期に菊池氏の全盛期を迎え、菊池に菊池五山が 設けられ、その筆頭として東福寺がなっている。 その後、菊池氏の衰退と共に東福寺も衰…

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常順寺 (広島県三次市)

北に比熊山、東に西城川、西に江の川に囲まれた三次市三次町は、 三次藩の城下町として栄えた地区である。 その町を南北に通る<みよし本通り>は、2007年無電柱、石畳 の通りとして整備され、三次の文化・観光の拠点となっている。 その本通りの南端西側に建つ名刹・照林坊境内に常順寺がある。 照林坊の末寺で、現代的な建築である。 …

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普光寺 (岡山県美咲町)

美咲町打穴(うたの)地区の山麓に建つ普光寺の開創は不詳であるが、 かっては山深い地にあったといわれている。 何の変哲もないお寺であるが、中国四十九薬師霊場第6番札所と なっている。 中国四十九薬師霊場は岡山、広島、山口、島根、鳥取県の5県に またがり、1997年に設けられた新しい霊場である。 <岡山県のお寺一覧> …

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蓮光寺 (徳島県石井町)

徳島市の西に隣接し、吉野川の南岸に位置する石井町は、 約4割が農地の農業自治体である。 その中央部にあって、田畑と住宅が混在する地域に建つ のが蓮光寺である。 鐘楼門形式の江戸時代後期の山門が目立つお寺で、 四国三十三観音霊場の札所である。 四国三十三観音霊場は1990年発足したばかりの新しい 霊場である。 蓮光寺の…

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龍岩寺 (鳥取県岩美町)

鳥取県東端に位置する岩美町大谷地区に建つ龍岩寺は、 江戸時代この地区の大庄屋であった中島氏の菩提寺である。 中島氏は、かっての因幡但馬の戦国大名・山名氏の末裔で、 江戸時代初期に大庄屋となり、鳥取藩でも有数の庄屋であった。 3代目中島由武は1683年、奉行の年貢取り立てに苦しむ 村民を代表して、鳥取藩に申し立てしたが受け入れら…

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淡路島のお寺一覧 (兵庫県)

淡路島の淡路市、洲本市、南あわじ市のお寺一覧 本福寺(淡路市):建築家安藤忠雄設計の水御堂 宝生寺(淡路市):淡路島七福神<寿老人> 東山寺(淡路市):淡路三山 常隆寺(淡路市):淡路三山 八浄寺(淡路市):淡路島七福神大黒天 円城寺(淡路市):桜の名所 智禅寺(淡路市):淡路島七福神弁財天 覚王寺(淡路市):牛馬安…

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隆泉寺 (兵庫県南あわじ市) 淡路瓦生産の中心地

南あわじ市津井地区は、日本三大瓦の一つ淡路瓦の生産拠点で、 その起源は隆泉寺の再興と深く関わっている。 隆泉寺は真言宗のお寺であったが、1626年津井村が経済的に 困窮し、尼崎の法華宗お寺に助けを求め、その条件に隆泉寺の 改宗と村での瓦製造を受け入れて、その困窮を乗り越えたと 伝えられている。 その瓦製造が現在の淡路瓦生産中…

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妙法寺 (大阪府四条畷市) キリシタン教会跡

フランシスコ・ザビエルが1549年鹿児島に上陸し、1550年 京都に入って以降、キリシタンが増えていくが、1563年北河内 の73人が洗礼を受けて、北河内においても一挙に増え、最盛期には 6千名を超える河内キリシタン王国を築いている。 その中心地が、四条畷の岡山・砂地区で、砂教会が当時の領主・ 結城氏によって建てられている。 …

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京都丹波のお寺

京都丹波(亀岡市、南丹市、京丹波町、綾部市、福知山市)のお寺 <京都府亀岡市> 延福寺:<重文>十三重石塔 穴太寺:西国三十三所観音霊場第21番 金剛寺:円山応挙ゆかりの寺 宝林寺:<重文>九重石塔 金輪寺:<重文>五重石塔 法常寺:後水尾天皇ゆかりの寺 谷性寺:明智光秀ゆかりの寺 神蔵寺:亀岡の名刹 千手寺:亀…

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普門寺 (京都府福知山市大江町) 花の禅寺

大江町を流れる由良川南岸の南有路(みなみありじ)地区にあって、 二千年の樹齢ともいわれる<才の神の藤>への山道起点に建つのが 普門寺である。 普門寺にも紫藤、白藤があり、特に白藤は見事といわれている。 私の訪問は10月中旬とあって、藤棚を見るに終わった。 藤以外にも、ツツジ、桜、睡蓮、紅葉など四季折々の花が咲く 禅寺として愛…

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宗源寺 (滋賀県草津市)

かっては風光明媚な志那の浜に建つのが宗源寺である。 現在は湖岸道路が通り、その趣は無くなったが、その面影は 残されている。 1805年、伊能忠敬が全国測量の折に、ここ志那の宗源寺に 2泊している。 宗源寺の開創は不詳であるが、1626年に再興されている。 <滋賀県湖南地域のお寺一覧> (1)寺名:宗源寺(そうげんじ…

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宝寿院 (奈良県川上村)寒中水行

毎年1月、高野山奥の院で行われる<寒中水行>は新聞やテレビで 取り上げられる修行であるが、この行事を行っているのが、 宝寿院とその信者である。 60年ほど続いているらしい。 宝寿院は、吉野川上流の大滝ダム・龍神湖左岸の丘陵地に建ち、 承和年間(834~48年)、京都醍醐寺を開創した理源大師聖宝 が不動明王を祀ったのが始まりと…

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