妙法院(京都市東山区) 天台三門跡

三十三間堂を所有している妙法院を訪れた人は京都でも少なく、 名前を知っている人も少ない隠れたお寺である。 由緒としては、三千院や青蓮院とともに天台宗の門跡寺院とし て江戸時代末まで名門寺として栄えてきた。 明治時代になって、神仏分離の煽りを受けて衰退し、境内 (庭園を含む)の一部を売却して生き延びてきたが、戦後の 観光ブ…

続きを読むread more

法観寺 <八坂の塔>(京都市東山区) 東山のランドマーク

京都市東山区にある法観寺の五重塔は昔から<八坂の塔>と呼ばれ、 東山のランドマークになっている。 寺伝では聖徳太子造立となっているが、八坂郷に居住する帰化系の 豪族八坂造が営んだ寺であろうと言われている。 五重塔付近から白鳳時代の瓦が出土していることから、開創は古い と考えられている。 天暦年間(947~957年)塔が傾き、…

続きを読むread more

光明院 (京都市東山区) 東福寺塔頭 庭園

東福寺塔頭・光明院の庭園は、昭和時代の代表的な庭園家・重森三玲 の初期作品で、東福寺方丈庭園と同時期の造庭になる。 洲浜型の枯池に多数の石組を配した枯山水庭園である。 周囲に植生されたもみじと一面の苔が絶妙のハーモニーを奏でている。 <苔の虹寺>と呼ばれるのも肯ける気がする。 光明院は1391年に開創された東福寺の塔頭で、…

続きを読むread more

龍吟庵 (京都市東山区) 東福寺塔頭 <国宝>方丈

京都市東山区にある東福寺には25ヶ寺の塔頭があり、その筆頭 龍吟庵は1291年東福寺第三世無関普門(大明国師)の住居と して開創された。 <国宝>方丈は1387年の建立で、現存する最古の方丈といわ れている。 書院造に寝殿造の意匠が施された格調のある造りになっている。 方丈を取り囲む3面の庭園は1964年重森三玲の作庭で…

続きを読むread more

長楽寺(京都市東山区) 建礼門院ゆかりの寺

1185年壇ノ浦の戦いの後、建礼門院が長楽寺で出家したと 伝えられ、この後、建礼門院は寂光院に入った。 境内には<建礼門院御塔>と呼ばれる十三重石塔があるが、 その由来については不詳である。 肖像彫刻として有名な<重文>時宗祖師像7躯は、2008年5月7日 収蔵庫の火災時に運び出され無事であった。 <京都市東山区のお…

続きを読むread more

田ノ浦庵 (香川県小豆島町) 小豆島八十八ヶ所霊場第6番

1954年、高峰秀子主演の映画<二十四の瞳>は脳裏に鮮明に 残っている。 映画の舞台<岬の分教場>の田浦分校は、今は廃校となったが、 校舎は保存され、観光客を迎えている。 私が訪れた時期は、コロナ対策で拝観できなかったが、外から 映画を思い出した。 この分校の裏に建つのが田ノ浦庵である。 ここから700mほど、田ノ浦半…

続きを読むread more