観音寺 (徳島県徳島市) 四国八十八ヶ所霊場第16番

徳島県徳島市国府町の住宅街にある観音寺は、741年聖武天皇の 勅願で創建されたと伝えられ、816年弘法大師空海が千手観音を 本尊としたと伝えられている四国八十八ヶ所霊場第16番である。 小さなお寺であるが、山門の鐘楼門は中々のものである。 <徳島県のお寺一覧> (1)寺名:観音寺(かんおんじ)  (2)住所:徳島県徳…

続きを読むread more

阿波国分寺(徳島県徳島市) 四国八十八ヶ所霊場第15番

徳島県徳島市国府町にある四国八十八ヶ所霊場第15番の 阿波国分寺は、741年聖武天皇の詔により、全国66ヶ国 68ヶ寺の国分寺が設置され、阿波国分寺も756年までに は創建されていたといわれている。 その後、衰退再興を繰り返し、1741年に徳島藩主 蜂須賀氏により再建され、今日に至っている。 境内には、創建時の七重塔心礎が残…

続きを読むread more

常楽寺(徳島県徳島市) 四国八十八ヶ所霊場第14番

徳島県徳島市の国府町にある四国八十八ヶ所霊場第14番札所の 常楽寺は、815年弘法大師空海によって開創されたと伝えられている。 その後、1818年に灌漑用の貯水池を造るために岩盤を切り崩した 現在地に移転したといわれている。 岩盤上に拡がる流水岩は、水の浸食も手伝って水の流れ模様を 呈し、風景を造っている。 <徳島県のお…

続きを読むread more

大日寺(徳島県徳島市) 四国八十八ヶ所霊場第13番

徳島県徳島市を流れる吉野川の支流鮎喰川の畔にある大日寺は、 四国八十八ヶ所霊場第13番札所で、阿波の一宮神社の神宮寺 であった。 明治時代以前は神仏習合で、一宮神社・大日寺は一体であった。 明治時代の神仏分離により、一宮神社の本地仏であった 十一面観音像を大日寺に移座して本尊とした。 大日如来は現在、脇仏として祀られている。…

続きを読むread more

焼山寺(徳島県神山町) 四国八十八ヶ所霊場第12番

徳島県神山町の焼山寺山(938m)の中腹(約800m) にある焼山寺は、かっては四国霊場の中でも最大の難所と いわれ、第11番藤井寺から16kmの遍路道は <遍路ころがし>と呼ばれていた。 現在は、神山町から中型車も登れる林道が境内近くまで整備 され、お遍路さんもころがることなくお参りできる。 境内の杉木立はその奥深いお寺の…

続きを読むread more

藤井寺(徳島県吉野川市) 四国八十八ヶ所霊場第11番

徳島県吉野川市鴨島町の山麓にある四国霊場第11番の藤井寺は、 どこにでもありそうな小さなお寺であるが、本尊の薬師如来坐像 は1148年に仏師経尋によって彫られたと判明している貴重な 仏像である。 当初釈迦如来坐像として彫られ、その後、何故か薬師如来と呼ば れている。文化財としては、釈迦如来坐像と記されている。 境内には弘法大…

続きを読むread more

柳泉寺 (石川県志賀町)

志賀町(しかまち)北部にあって、世界一長いベンチの据えられた 増穂浦の北600mほど北に位置する富来(とぎ)地域の酒見 (さかみ)地区に、こじんまりと建つのが柳泉寺である。 富来地域(旧富来町)のお寺は殆どが真宗大谷派で、中世後期から 増えたといわれれている。 その中の一つが柳泉寺である。 <石川県のお寺一覧> (…

続きを読むread more

切幡寺(徳島県阿波市) 四国八十八ヶ所霊場第10番

切幡寺には南面・北面の二体本尊千手観音という珍しい形態になっている。 815年弘法大師空海がこの地を訪れた時、衣の破れを繕うため機織りの 娘に所望したところ、惜しげもなく白布を空海に差出し、空海は何か礼が できないかと娘に尋ねると、父母の供養のために観音像をたのんだ。 空海は千手観音を刻み、娘を得度させ潅頂を授けると、娘が千手観…

続きを読むread more

法輪寺(徳島県阿波市) 四国八十八ヶ所霊場第9番

法輪寺は田園地帯にある小さな霊場であるが、清潔感が漂い 気持ちの良い霊場である。 本尊は四国霊場でも唯一の涅槃釈迦如来で、5年に一度の開扉 の秘仏であり、足の病や健脚祈願の草鞋が多く奉納されている。 <徳島県のお寺一覧> (1)寺名:法輪寺(ほうりんじ) (2)住所:徳島県阿波市土成町土成田中198-2 (3)山号…

続きを読むread more

熊谷寺(徳島県阿波市) 四国八十八ヶ所霊場第8番

境内から離れた所に建つ仁王門(山門)は1687年 の建立で、高さが13mもある楼門形式になっていて、 四国霊場では最大の山門といわれている。 熊谷寺は仁王門を始めとして伽藍の多くが県指定の 文化財に指定され、四国霊場の中でも古い伽藍が残って いる霊場で、桜の名所でもある。 ただ、本堂・本尊は1927年の火災で焼失し、本堂…

続きを読むread more

十楽寺(徳島県阿波市) 四国八十八ヶ所霊場第7番

太平洋戦争の戦没者慰霊碑として立てられている不動明王像が 中々ユニークで、こうした不動明王像は珍しい。 十楽寺は明治時代の神仏分離で廃れその後復興してきた歴史を 持つがかっては大寺であったらしい。 戦国時代の兵火により全てを失い、文化財は残っていない。 <徳島県のお寺一覧> (1)寺名:十楽寺(じゅうらくじ)  (…

続きを読むread more

安楽寺(徳島県上板町) 四国八十八ヶ所霊場第6番

安楽寺は江戸時代、駅路寺に指定されていた。 駅路寺とは、蜂須賀家政が1598年、街道を行く旅人の便 を図るために、阿波国内の主要街道沿いに8ヶ寺を宿泊施設 に指定したもので、阿波独特の制度である。 現在、宿坊の風呂はラジウム鉱泉と薬草の入った薬湯を提供 していて、人気になっているそうだ。昔は、天然温泉がでて いたことから…

続きを読むread more

地蔵寺(徳島県板野町) 四国八十八ヶ所霊場第5番

地蔵寺の広い境内には五百羅漢(実際は200弱)の羅漢堂、 樹齢800年といわれる大イチョウの木、八角経蔵などがあり、 本尊の地蔵菩薩は<勝軍地蔵>と呼ばれる馬にまたがり、 兜をつけた5cmの地蔵菩薩らしい。 羅漢堂は1775年創建であるが、1915年の火災で大部分が 焼失し、約200体の羅漢も含めて再建された。 また…

続きを読むread more

大日寺(徳島県板野町) 四国八十八ヶ所霊場第4番

鉢伏山(439m)山麓の緑に囲まれた小さな境内の四国霊場大日寺には 33体の観音菩薩があるが、1700年代に奉納されたものらしい。 本堂北側には、鎌倉時代以降の遺跡や窯跡などが発掘調査で見つかっている。 <徳島県のお寺一覧> (1)寺名:大日寺(だいにちじ) (2)住所:徳島県板野町黒谷字居内5 (3)山号:黒巌山 …

続きを読むread more

妙楽寺 (福井県小浜市) 若狭最古の本堂

野代集落の山麓に建つ妙楽寺本坊から、林間参道を山裾に進むと、 山門を潜り大木の参道の先に、開けた境内の奥に檜皮葺本堂が 迎えてくれる。 本堂は鎌倉時代初期の建立といわれ、若狭最古の本堂である。 境内には、地蔵堂、薬師堂、鐘楼が案配よく配置され、静かな 空間が味わえる。 また、本堂近くに芭蕉句碑が立つ。 妙楽寺は、719…

続きを読むread more

金泉寺(徳島県板野町) 四国八十八ヶ所霊場第3番

源義経が屋島の源平合戦(1185年)に向かう途中、この金泉寺に 立ち寄り、観音菩薩に戦勝祈願をしたと伝えられており、その折り 士気を鼓舞する意味で、弁慶が大きな石を持ち上げたという伝説がある。 その石が庭園の片隅に置かれている。 なお、境内からは奈良時代の瓦が出土しており、創建はこの時代に なされたのであろう。 <徳…

続きを読むread more

極楽寺(徳島県鳴門市) 四国八十八ヶ所霊場第2番

広い境内には、洒落た庭園あり、樹齢1100年といわれる長命杉あり、 安産祈願の安産大師ありと四国遍路にプラスするものがある。 長命杉の樹齢はさて置き、杉に触れて祈願すると長生きできる気持ちに させてくれる立派な杉である。 <徳島県のお寺一覧> (1)寺名:極楽寺(ごくらくじ) (2)住所:徳島県鳴門市大麻町桧字ダンノ…

続きを読むread more

霊山寺(徳島県鳴門市) 四国八十八ヶ所霊場第1番

四国八十八ヶ所霊場第1番札所(発願の寺) 四国八十八ヶ所霊場巡礼はいつごろ始まったのかは諸説あり 定かではないが、現在のような霊場・札所番号は江戸時代の 初め頃といわれている。一方、修行者は弘法大師の霊跡巡礼 を平安時代から行っていたと思われる。その霊跡が発展して 札所になったのであろう。 現在は、数ある霊場巡礼の中でも…

続きを読むread more

羽賀寺 (福井県小浜市) 若狭の名刹

小浜市北東部に位置し、羽賀集落の山麓に建つのが羽賀寺である。 伽藍は本坊、そこから少し山裾に建つ本堂のみであるが、数多く の文化財が残る名刹である。 何と言っても、本尊十一面観音立像が白眉で、平安時代前期の 造像で、当時の彩色がほぼ残る傑作といえよう。 現在では、重要文化財であるが、国宝級の仏像と見る。 本堂は1447年…

続きを読むread more

福井県のお寺一覧

福井県は真宗・曹洞宗の王国であるが、若狭地域は趣を異にする。 <若狭三十三観音霊場> 1982年に開創された福井県若狭地方の観音霊場 三方石観世音(若狭町):若狭三十三観音霊場特別霊場 永厳寺(敦賀市):若狭三十三観音霊場第1番 金前寺(敦賀市):若狭三十三観音霊場第2番 龍渓院(美浜町):若狭三十三観音霊場第3番 …

続きを読むread more

萬徳寺 (福井県小浜市) 庭園

萬徳寺の蓬莱式枯山水庭園は1677年作庭され、国指定名勝に 指定されている。 庭園は、茅葺の書院、白砂、斜面にツツジと石の配置、その中央 に据えられた三尊石、ヤマモミジを借景にし、春、深緑、秋と彩り の変わる風景が人気を集めている。 お寺の開創は不詳であるが、1265年には極楽寺として存在し、 1602年に萬徳寺と改名し…

続きを読むread more

円照寺(圓照寺) (福井県小浜市) 庭園

円照寺の庭園は、江戸時代初期の作庭といわれる池泉鑑賞式庭園で、 石の配置に妙があり、モリアオガエルも生息しているとか。 お寺は、白鳳時代に奈良三笠山から大日如来を、現在の谷田部地区 に遠松寺を開創して祀ったのが始まりと伝えられ、1444年 現在地に円照寺として再興されている。 大日如来坐像は丈六の巨大な仏で、重要文化財となって…

続きを読むread more

多田寺 (福井県小浜市) 日本三大薬師

多田寺の本尊薬師如来は、古来、眼病平癒のお薬師さんとして、 信仰を集め、多くの参拝者がある。 薬師如来立像は童顔の風貌で、一度拝観すると忘れられない。 お寺は749年の開創と伝え、多くの文化財を残す古刹である。 近年は、住職の思いもあり、花の寺と呼ばれるほどに、花木に 彩られている。 <福井県のお寺一覧> (1)寺…

続きを読むread more

大成寺 (福井県高浜町)

1821年建立の楼門形式山門が迎えてくれる大成寺は、 1351年現在の高浜町日引(ひびき)に、足利尊氏の 四男基氏によって開創されたと伝える。 その後、火災で焼失したが、1394年若狭守護の大高 重成によって、現在地に大成寺として再興されている。 大成寺は若狭三十三観音霊場第31番で、参拝者も多い。 また、境内の紅梅、マ…

続きを読むread more

若狭三十三観音霊場 (福井県)

1982年に開創された福井県若狭地方の観音霊場 三方石観世音(若狭町):若狭三十三観音霊場特別霊場 永厳寺(敦賀市):若狭三十三観音霊場第1番 金前寺(敦賀市):若狭三十三観音霊場第2番 龍渓院(美浜町):若狭三十三観音霊場第3番 阿弥陀寺(美浜町):若狭三十三観音霊場第4番 瑞林寺(美浜町):若狭三十三観音霊場第5番 …

続きを読むread more

馬居寺 (福井県高浜町) 若狭最古の寺

高浜町馬居寺集落の最奥にあって、山麓に庫裡、そこから山腹に モミジの木々に覆われた参道を登ると、鎮守の熊野神社、観音堂 (本堂)と収蔵庫が建つ。 紅葉の風景が目に浮かぶ。 お寺は、619年聖徳太子が馬頭観音を祀ったのが始まりと伝え、 若狭最古のお寺といわれている。 本尊馬頭観音坐像は藤原時代の作で、珍しい形相の馬頭観音である…

続きを読むread more

中山寺 (福井県高浜町) 若狭の名刹

高浜町のシンボル若狭富士(青葉山)の東中腹に建つのが中山寺 で、若狭の名刹である。 お寺は736年、聖武天皇勅願により、白山信仰の祖・泰澄大師 が開創と伝え、鎌倉時代初期、馬頭観音を本尊として再興され、 現在の本堂は南北朝時代初期に創建されたといわれている。 本尊馬頭観音坐像、金剛力士立像2躯は鎌倉時代初期の作で、 運慶…

続きを読むread more

三重県津市、松阪市のお寺

 専修寺(津市):真宗高田派本山 趣のある庭園  慈智院(津市):専修寺塔頭 本堂  四天王寺(津市):聖徳太子創建と伝えるお寺  津観音(津市):日本三観音  蓮光院初馬寺(津市):津の初午  西来寺(津市):天台真盛宗別格中本山  浄明院(津市):津藩主・藤堂家ゆかりの寺  寒松院(津市):津藩主藤堂家の菩提寺  大…

続きを読むread more

蓮生寺 (三重県松阪市)

櫛田川下流域左岸にあって、国道42号新両郡橋の袂に、整然と 建つのが蓮生寺である。 蓮生寺は聖徳太子の開創と伝えるが詳細は不詳である。 1494年真盛上人が再興し、江戸時代には射和(いざわ)商人 の篤い信仰を集めた。 境内には多くの石塔群が残り、石塔の蓮生寺とも呼ばれている。 <三重県のお寺一覧> (1)寺名:蓮生…

続きを読むread more

阿岸本誓寺 (石川県輪島市門前町) 茅葺屋根本堂

輪島市門前町の南部にあって、かっては阿岸村であった集落に、 茅葺屋根の本堂を構えるのが阿岸本誓寺である。 お寺の開創は不詳であるが、1268年時の住職が本願寺2世 如信に帰依し、浄土真宗阿岸本誓寺としてスタートしている。 戦国時代には、能登真宗の拠点として一向一揆の活動をしている。 1792年建立の茅葺屋根本堂は、日本でも三大…

続きを読むread more

総持寺祖院 (石川県輪島市) 元総持寺

輪島市門前町の中心にあって、門前町を形成してきた総持寺祖院は、 曹洞宗大本山で修行の本山永平寺、布教拠点本山総持寺の元あった お寺である。 祖院は奈良時代に開創され、1321年再興され、曹洞宗総持寺と して始まった。 江戸時代初期に、曹洞宗大本山として永平寺と総持寺が認められ、 1911年総持寺は布教拠点として横浜に移転し、…

続きを読むread more

名古屋市のお寺一覧 (愛知県)

名古屋市のお寺一覧 荒子観音(中川区):尾張四観音 速念寺(中川区):前田城跡 円盛寺(中川区):前田城跡 宝蔵院(中川区):布施屋地蔵 龍潭寺(中川区):名古屋の苔寺 宝珠院(中川区):名古屋三弘法 常泉寺(中村区):豊臣秀吉生誕地 龍泉寺(守山区):尾張四観音 笠寺観音<笠覆寺>(南区):尾張四観音 円通寺(…

続きを読むread more

天寧寺 (名古屋市中区) 三宝大荒神

天寧寺は、室町時代後期に尾張の中心であった清洲城下に開創 されたと伝え、徳川家康が名古屋城を築城した1611年に 家康の<清洲越し>によって都市ごと移転した中で、天寧寺も 南寺町(現在の門前町)に移転している。 天寧寺に祀られている三宝荒神は、織田信長の守り本尊と伝え、 江戸時代に入って、<かまどの神>として荒神信仰が広がると…

続きを読むread more

梅林院 (静岡県藤枝市)

藤枝市北東部の山あいにあって、旧朝比奈村の桂島集落の山麓に 建つのが梅林院である。 梅林院は元々真言宗のお寺であったが、1488年地元の領主で 今川氏の家臣であった朝比奈氏が再興したと伝えている。 明治時代の廃仏毀釈によって廃寺となった神入寺から、観音堂と 共に、2体の木喰仏も梅林院に移座された。 瀟洒なお寺であるが、よく整…

続きを読むread more

渓雲寺 (岐阜県多治見市)

多治見から県道13号を土岐市へ、東海環状自動車道の手前左手に 建つ渓雲寺は、妻木城主が建てた薬師堂の地に、1653年開創 されている。 この薬師如来が東海四十九薬師霊場第24番となっている。 境内は禅寺の典型的な風景で、よく清掃が行き届き、気を清めて くれる。 <岐阜県のお寺一覧> (1)寺名:渓雲寺(けいうんじ)…

続きを読むread more

無量寺 (長野県塩尻市) 青山俊董

県道63号を松本市へ向って片丘地区に入ると、左に雲のかかった 北アルプスを望み、右手に並木参道の無量寺に。 参道入口の法語  <人生やりなおしはできないが、見直し、出直すことはできる   良き師や教えに導かれ、たった一度の人生一歩でも深め   高めて生きていこう> この法語の主人が、現代仏教会を代表する尼僧・青山俊董さんで、…

続きを読むread more

石川県のお寺一覧

加賀藩主・前田家ゆかりのお寺を始めとして古刹や名刹が あり、特に能登半島には曹洞宗総持寺が元あった総持寺祖院は 曹洞宗らしい風景が残っている。 全昌寺(加賀市):芭蕉ゆかりの寺 宗寿寺(加賀市):国内で現存する唯一の関所門 本光寺(加賀市):日本百名山・深田久弥の菩提寺 実性院(加賀市):大聖寺藩主・前田家の菩提寺 薬…

続きを読むread more

豊財院 (石川県羽咋市) 3体の重文仏像

羽咋市白瀬町の山麓に建つ豊財院は、平安時代の重要文化財に 指定された3体の仏像で知られている。 お寺は1312年の開創で、曹洞宗の古刹である。 訪問した折には、住職の懇切丁寧な説明を受け、仏像の撮影 も許可していただいた。 <石川県のお寺一覧> (1)寺名:豊財院(ぶざいいん) (2)住所:石川県羽咋市白瀬町ル8 …

続きを読むread more

妙成寺 (石川県羽咋市) 日蓮宗北陸本山

羽咋市にあって、庭園から木々の間に望む五重塔の風景がパンフに 取り上げられるのが妙成寺である。 1294年開創の日蓮宗古刹で、1582年前田利家から帰依を受け 江戸時代初期には七堂伽藍を備える大寺となった。 現在においても、能登随一の伽藍を備えた名刹で、多くの文化財が 残っている。 <石川県のお寺一覧> (1)寺名…

続きを読むread more

西念寺 (山梨県富士吉田市) 富士山信仰

富士山信仰は、遠くから崇拝する<遥拝>から、平安時代後期から 山岳修行と結びついた山岳道場としての<登拝>へと変遷し、室町 時代以降、一般人に登山が浸透していった。 719年行基が富士山二合目に庵を築き、阿弥陀三尊像を祀ったのが 西念寺の始まりと伝え、その後麓に移っている。 1298年時宗二祖・真教が西念寺に逗留し、時宗のお寺…

続きを読むread more

西福寺 (福井県鯖江市)

鯖江市の中心街にあって、真宗誠照寺派本山誠照寺の南隣に 建つのが西福寺である。 西福寺は、1342年誠照寺第4代住職良覚によって、塔頭 西の坊として開創されたと伝える。 訪れた時は山門が閉じており、お参りはできなかったが、外 から境内を拝観した。 <福井県のお寺一覧> (1)寺名:西福寺(さいふくじ) (2)住所…

続きを読むread more

本光寺 (石川県小松市本折町) 本折本光寺

小松市には、本光寺が2ヶ寺あり、一つは本折町の真宗大谷派本光寺、 一つは大文字町の浄土真宗本願寺派本光寺である。 元は1ヶ寺であったが、江戸時代に京都本願寺が東西に分派してから、 本光寺も2ヶ寺に分寺している。 開創は、975年現在の小松市八幡町に天台宗円満寺として始まり、 1472年本光寺として浄土真宗へ改宗している。 本…

続きを読むread more

極楽寺 (富山県高岡市博労町) 守山極楽寺

高岡市には極楽寺が2ヶ寺あるが、博労町の極楽寺を守山極楽寺 と呼んでいる。 1342年頃、後醍醐天皇の皇子・宗良親王が父の3回忌菩提を 弔うために、現在の高岡市福岡町加茂の極楽谷に開創したと伝え、 1616年現在地に移っている。 宗良親王は、南北朝時代を通じて南朝の将軍として、現在の静岡県 長野県、新潟県、富山県と転々と戦い…

続きを読むread more

三重県のお寺一覧

三重県のお寺を紹介  津市、松阪市のお寺  伊賀市のお寺  東林寺(いなべ市):白滝  行順寺(いなべ市):蓮如上人ゆかりの寺  聖宝寺(いなべ市):浄土庭園  長楽寺(いなべ市):樅の木  光蓮寺(いなべ市):梅戸城主の菩提寺  覚通寺(いなべ市):寄せ燈籠  源盛院(木曽岬町):芭蕉句碑  了清寺(木…

続きを読むread more

国束寺 (三重県度会町) 伊勢の古刹

左に国束山(くづかさん)(411m)を見ながら、渡会(わたらい) 茶畑の中を山麓に進むと、国束寺の参道にたどり着く。 瀟洒な構えのお寺であるが、古い歴史を持つ古刹である。 国束寺は、601年聖徳太子が伊勢神宮の神勅により、国束山の頂上 附近に開創したと伝え、平安~室町時代には天台宗の修行道場として 大いに栄え、大伽藍を構えてい…

続きを読むread more

愛知県のお寺一覧

愛知県のお寺を紹介します。 名古屋市のお寺一覧 岡崎市、豊田市、豊橋市のお寺一覧 知多四国霊場 尾張四観音:龍泉寺観音、甚目寺観音、荒子観音、笠寺観音 高徳院(豊明市):桶狭間古戦場跡 甚目寺(あま市):尾張四観音 法蔵寺(あま市):鉄造地蔵菩薩 蓮華寺(あま市):蜂須賀小六の菩提寺 広済寺(あま市):尾張…

続きを読むread more

長隆寺 (愛知県一宮市)

一宮市萩原町中島にあって、こんもりと盛り上がる林の中に、 中嶋宮と長隆寺が建っている。 源氏物語の主人公光源氏のモデルと言われる源融の末裔が この中島の地に来て、中島を名乗り、中嶋宮と長隆寺を開創 したと伝えられ、長隆寺は中島氏の菩提寺となり、中嶋宮は 鎮守となったといわれている。 その時に造像された阿弥陀三尊像が本尊である…

続きを読むread more

大乗寺(石川県金沢市) 古叢林

一般の人にも開かれた座禅の寺である大乗寺は曹洞宗第二の本寺といわれ、 永平寺、総持寺に次ぐ曹洞宗の名刹であり、歴史ある修行道場(古叢林) でもある。 総門から山門を経て仏殿にいたる参道を歩むと、周りの緑から吸収する <気>が新たな刺激を与えてくれる。静寂の中に<気>を感じる。 <石川県のお寺一覧> (1)寺名:大乗寺…

続きを読むread more

静岡県のお寺一覧

東海道の中央に位置し温暖な土地柄もあり古刹・名刹も多いが戦乱の 影響も受けて古い堂舎は少なく、国宝に指定された堂舎はない。 徳川家ゆかりの寺や信仰の篤い遠州三山などがあげられようか。 青龍寺(御殿場市):役行者ゆかりの寺 大雲院(御殿場市):深沢城遺構の山門 宝持院(御殿場市):小田原城主・大森氏ゆかりの寺 大乗寺(…

続きを読むread more

成道寺 (静岡県焼津市)

焼津市一色地区にあって、田畑に囲まれた境内に木々が豊かな 風景を持つのが成道寺である。 松並木の参道には紫陽花が咲き、山門を潜ると形のよい松が あり、境内は整備されている。 成道寺は文保年間(1317~19年)開創と伝え、1567年 曹洞宗に改宗している。 成道寺に伝わる<百万塔>は、称徳天皇の発願によって100万 個…

続きを読むread more

岐阜県のお寺一覧

岐阜県には多くの禅寺があり、清楚な雰囲気が漂う風景を持っている。 私が参拝したお寺を紹介します。 飛騨三十三観音霊場も合わせて紹介。 飛騨三十三観音霊場(高山市、飛騨市) 岐阜市のお寺一覧 大垣市、羽島市のお寺一覧 揖斐川町、池田町、本巣市のお寺一覧 神護寺善学院(神戸町):日吉神社の別当寺 密厳…

続きを読むread more

西念寺 (岐阜県可児市兼山)

可児市の飛地、木曽川に面した兼山地区は、織田信長の近習 森蘭丸の生地として、金山城下町を形成していた。 その中心部に建つのが西念寺である。 西念寺の開祖は、京都から現在の八百津町上牧野兼行に来て 出家した公卿梅渓兼行で、1500年初頭現在地に移転した といわれている。 現在の住職も梅渓氏である。 <岐阜県のお寺一覧> …

続きを読むread more

長野県のお寺一覧

長野県といえば善光寺と浮かぶ名刹であり、日本のお寺を代表する 信仰のお寺ともいえよう。 長野県には多くの仏教文化財も多く、お寺探索の宝庫でもある。 長野県を大きく5つの地域に分けて今後少しずつ紹介していきたい。 <北信地域> 岩松院(小布施町):秀吉子飼の福島正則の菩提寺 浄光寺(小布施町):<重文>薬師堂 善光寺…

続きを読むread more

王徳寺 (長野県松本市) 開運不動

松本市東部、中山地域の小高い丘に建つ王徳寺からは、雪を被った 北アルプスを望むことができた。 王徳寺の開創は不詳であるが、信濃守護大名小笠原氏の帰依を受け 特に本尊不動明王は開運不動として信仰が篤かった。 お寺は小笠原氏の菩提寺である。 小笠原氏は武田信玄の信濃信仰によって一時は衰退し、お寺も衰微 している。 江戸時代に入…

続きを読むread more

長安寺 (山梨県都留市)

都留市街地の長安寺山麓に、色鮮やかな山門を構えるのが長安寺である。 室町時代、この地域の領主で谷村城主小山田氏の別荘跡に、1582年 谷村城主となった鳥居元忠が長安寺を1585年開創している。 鳥居元忠と言えば、1600年<関ヶ原の戦い>の前哨戦となった <伏見城の戦い>で討死し、<三河武士の鑑>と言われた家康の忠臣で、 短い…

続きを読むread more

西方寺 (福井県越前市)

日野川を渡り、日野山方面に向かう。 戦国時代、平吹城があった跡地に建つ掟光寺へ向うと、その隣に 六地蔵と六観音を山門前に祀る西方寺に立ち寄ったみた。 六地蔵を祀るお寺は多いが、六観音を祀るお寺はめずらしい。 天台宗では、聖観音、千手観音、馬頭観音、十一面観音、 不空羂索観音、如意輪観音の六観音で、西方寺は天台真盛宗 で、この…

続きを読むread more

法住寺 (石川県珠洲市) 空海伝説

珠洲市宝立町の山間部に建つ法住寺は、空海伝説に纏わる古刹で、 空海の開創と伝えられている。 弘法大師空海が唐に渡り、密教の灌頂を受け、3個の杵(しょ)を 授かり帰朝する際に、その杵を日本に向けて投げた。 帰朝後、空海は3個の杵を探して旅に出、佐渡島、珠洲、高野山で 見つけ、それぞれにお寺を開創したという伝説が伝わっている。 …

続きを読むread more

富山県のお寺

高岡市の瑞龍寺は富山県建造物の中で唯一の国宝建造物であり、 その独特の風景はヨーロッパのお城を思わせるものがある。 また、南砺市の瑞泉寺は井波彫刻の原点であり、浄土真宗の拠点でも あった。 十三寺(入善町):北陸三十三ヶ所観音霊場第32番 法福寺(黒部市):明日の大桜 全龍寺(黒部市):天井絵 長安寺(黒部市):山門と…

続きを読むread more

光明寺 (富山県氷見市)

朝日山から氷見市街地を一望できるが、そんな中でも目に付くのが、 巨大な本堂を構える光明寺である。 光明寺は、1371年氷見市七分一に、天台宗寺院として開創され、 その後蓮如上人に帰依して浄土真宗になり、中世末頃には、大寺と して栄えたといわれている。 氷見市には浄土真宗寺院が百を超え、本願寺派は59寺院を数える 真宗王国で、…

続きを読むread more

北海道東北のお寺

北海道のお寺訪問は2019年8月が最初。 東北地方の訪問は5回であるが、満足な探索はできていない。 東北独自の仏像や堂宇を求めて今後の探索を期待している。 <北海道> 本願寺札幌別院(札幌市):札幌五大寺 経王寺(札幌市):札幌五大寺 新善光寺(札幌市):札幌五大寺 中央寺(札幌市):札幌五大寺 真宗大谷派札幌別院(…

続きを読むread more

南禅院 (北海道札幌市南区)

支笏湖から札幌へ向う国道453号沿いの常盤地区に、京都南禅寺の 塔頭南禅院と同名のお寺を見つけ、寄ってみた。 人家がまばらな集落にあって、森を一部切り拓いて瀟洒な本堂が建ち、 北海道らしいお寺を拝観した。 南禅院は1990年開創と新しく、札幌市南区では最も新しいお寺と いわれている。 <北海道東北のお寺一覧> (1…

続きを読むread more

多聞寺 (香川県宇多津町) 讃岐守護所跡

青ノ山(224m)北~東麓に寺町があり、その中にあって、 室町時代前期の細川頼之讃岐守護所跡地といわれる地に建つ のが多聞寺である。 細川頼之は、室町時代管領の地位を築いた守護大名で、四国 管領の1367年頃、この地に館を築き守護所としたといわれ ている。 その跡地に多聞寺が開創されたと伝え、近年枯死したビャクシン は守護…

続きを読むread more

宝島寺 (岡山県倉敷市) 倉敷の名刹

大平山(162m)南麓に広大な境内をひろげ、朱色の仁王門 を構えるのが宝島寺である。 宝島寺は、世界遺産に指定されている京都醍醐寺の開祖・理源 大師聖宝が、醍醐寺を開創する前の859年に開創したと伝え、 その後多くの塔頭や堂宇を構える大寺となったが、戦国時代、 江戸時代初期、二度の大火によって仁王門を残して灰燼に帰した とい…

続きを読むread more