遠妙寺 (山梨県笛吹市) 鵜飼伝説

石和温泉(いさわおんせん)街に建つ遠妙寺の開創には、
<鵜飼伝説>と呼ばれる縁起がある。
平家没落後、石和の地に落ちのびた平時忠(鵜飼漁翁)が
禁漁の鵜飼川で鵜飼を行い、村人によって簀巻きにされ
川に沈められ、その後怨霊となって度々現れた。
1274年日蓮聖人が弟子二人を伴って、この地を巡錫
した際に、怨霊を鎮めるために、法華経の一部を一つの
石に一字を書写(一字一石)し、鵜飼川に沈めて供養し
成仏させた。

1280年頃、弟子の日朗がこの地に草庵を建て、鵜飼
の寺と称したのが遠妙寺の始まりと伝えられており、
日蓮宗川施餓鬼の根本道場といわれている。
慶長年間(1596~1615年)に遠妙寺として再興
されている。
近辺には鵜飼の名前が橋や通りに残されている。

<山梨県のお寺一覧>

(1)寺名:遠妙寺(おんみょうじ)
(2)住所:山梨県笛吹市石和町市部1016
(3)山号:鵜飼山 (4)宗派:日蓮宗
(5)開基:日朗 (6)開創:1280年頃
(7)中興:慶長年間 (8)本尊:十界曼荼羅
(9)その他
1)甲斐百八霊場第39番
2)総門、仁王門:市指定文化財 江戸時代後期
3)願生稲荷堂本殿:市指定文化財
4)仁王像2躯:市指定文化財
5)訪問日:2021年3月24日

1外観(19-2301)遠妙寺 (8).JPG
                 外観

2総門(19-2301)遠妙寺 (6).JPG
                 総門

3門前(19-2301)遠妙寺 (7).JPG
                 門前

4仁王門(19-2301)遠妙寺 (11).JPG
                 仁王門

5仁王門(19-2301)遠妙寺 (14).JPG
                 仁王門

6仁王像(19-2301)遠妙寺 (15).JPG
                 仁王像

7本堂(19-2301)遠妙寺 (18).JPG
                 本堂

8漁翁堂(19-2301)遠妙寺 (22).JPG
                 漁翁堂

9願生稲荷堂(19-2301)遠妙寺 (27).JPG
                願生稲荷堂

10願生稲荷本殿(19-2301)遠妙寺 (26).JPG
               願生稲荷本殿