京都東山の東に広がる山科盆地、その中心地西部に建つ勧修寺(かじゅうじ)
は900年に醍醐天皇によって開創された名刹で、真言宗山階派大本山である。
四季折々の花木が彩る庭園は、氷室池を中心とした回遊式庭園である。
もみじの本数は多くはないが、それなりの紅葉狩りは楽しめる。
見頃のピークは過ぎていた
参拝者もチラホラと 入山料40…
江戸時代後期の僧で書家でもあった小松島の閑々子(かんかんし)は、
奇行の人として<阿波の良寛>とも呼ばれていたが、その徳を慕う
人も多く、書の遺作が多く残されている。
その彼が1811年、修行を終えて徳島に戻り、その数年後に豊林寺跡に
草庵を築き成願寺として再興したといわれている。
豊林寺の前身は、法然上人の弟子・成願が13世…