西法寺 (鳥取県岩美町) 小説家尾崎翠の生家

岩美町の岩井温泉街外にあって、愛宕山麓にこじんまりとした佇まいの お寺が西法寺である。 特別の由緒もないが、このお寺を知らしめているのは、近代日本の文学界 において、異色の女流作家といわれた尾崎翠(みどり)の生家が西法寺である。 現在、尾崎翠の作品は差再評価され、<鳥取県最高の作家>、<近代有数の 女流作家>と評価され、尾崎翠…

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吉備寺 (岡山県倉敷市真備町) 吉備真備の菩提寺

学問の神様といえば、平安時代の菅原道真が一般的であるが、奈良時代の 吉備真備(きびのまきび)も学問の神様として崇敬されている。 奈良時代に中国唐に二度渡り学問を修め、唐王朝から認められた学者で、 日本に帰朝後は、政治家としても天皇を支えた偉人である。 その吉備真備の出身地が、真備町箭田(まびちょうやた)の地であり、 菩提寺が吉…

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天満寺 (高知県東洋町) 野根氏の菩提寺

高知県最東端に位置し、太平洋海岸沿いの土佐東街道(国道55号) に沿って集落がある東洋町野根地区に建つのが天満寺である。 1575年、土佐の覇者・長宗我部元親に滅ぼされるまで、現在の 東洋町一帯を支配していた野根氏の菩提寺が、天満寺の前身・永徳寺 である。 ここには、<野根七郎の埋蔵金>伝説が伝わり、その場所が天満寺か 裏山…

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仏木寺 (愛媛県宇和島市) 四国八十八ヶ所霊場第42番

宇和島市北部にあって、整備された県道31号沿いに建つ仏木寺は、 巡礼者以外の参拝者も多いお寺で、往古より家畜守護のお寺として、 現在は、ペット守護の祈願寺として信仰を集めている。 807年弘法大師空海の開創と伝え、鎌倉時代以降は領主や藩主の 庇護を受けて大いに栄えたといわれている。 伽藍は小ぶりではあるが、配置がスッキリと…

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浄泉寺 (香川県宇多津町) 閻魔堂

青ノ山(224m)の北東麓に、宇多津町の寺町とよばれる地区に、 閻魔堂を構えるのが浄泉寺である。 閻魔大王は地蔵菩薩の化身で、あの世では閻魔大王、現世では地蔵菩薩 と、日本仏教では同一視されている。 浄泉寺の閻魔堂は、安政年間(1854~60年)に丸亀市から移転された といわれ、祀られている閻魔像は四国一大きな像といわれている…

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正興寺 (徳島県鳴門市) 四国三十三観音霊場第1番

四国の霊場といえば、四国八十八ヶ所霊場で、歴史と巡礼者の多さ が、西国三十三所観音霊場と並んで霊場中の霊場である。 その西国三十三所観音霊場に倣って、1990年設立されたのが 四国三十三観音霊場で、その第1番札所が正興寺である。 正興寺の開創は1725年と古くはないが、寺宝には文化財もある 由緒を持っている。 現在は、保…

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光照寺 (広島県福山市沼隈町) 中国四国九州の浄土真宗最古のお寺

福山市南西部の沼隈町にあって、山間集落の山麓に大きな伽藍を 構えるのが光照寺である。 光照寺は、1320年、親鸞聖人の高弟で六老僧の一人といわれた 明光上人によって開創されたと伝えられ、その後中国地方に浄土真宗 の布教拠点として活動している。 伽藍は豪壮で、往古の繁栄が偲ばれる 訪れた時は、桜満開の伽藍がより一層映えてい…

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安養寺 (岡山県倉敷市浅原) 毘沙門天

総社市の福山(302m)南麓にあって、倉敷市北部の浅原谷に 毘沙門天を祀るのが安養寺である。 安養寺は、782年開創されたと伝える朝原寺の朝原千坊の本坊 として990年開創されたと伝える。 朝原寺は鎌倉時代末期には大寺で、現在の浅原地区はその門前集落 として大いに栄えたといわれている。 しかし、1336年の福山合戦(福山城)…

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了春寺 (鳥取県米子市) 米子城代・荒尾氏の菩提寺

中海に面した湊山(90m)山頂に建っていた米子城は、1591年 吉川広家が築城を開始し、1601年米子藩主となった中村一忠が 1602年に完成させている。 現在の城跡は、石垣のみが残る公園として整備されている。 1632年、鳥取藩主席家老・荒尾成利が米子城代として入り、 明治時代まで荒尾氏が城代を努めている。 その荒尾氏の菩…

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円光寺 (和歌山県広川町広) ソテツ

1854年の安政南海地震津波において、多くの人を非難させた 濱口梧陵の<稲むらの火>で、津波避難の教訓を引き継いでいる 広川町の遺産は日本遺産に指定されている。 その遺産構成の一つに、円光寺の<嘉永七年高浪之図>があり、 濱口梧陵と思しき人物が描かれている。 現在の円光寺は広川町中心部にあって、小さな佇まいであるが、 本…

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