当尾の石仏 (京都府木津川市加茂町) 浄瑠璃寺の石造物

当尾は古くから奈良の影響を受けて(特に、興福寺)、多くのお寺や石仏が
建立されたが、兵火などでお寺の多くを失い、現在は浄瑠璃寺、岩船寺、石仏
などの石造物が残った。
中でも石仏は<当尾の石仏>と呼ばれ、貴重な文化遺産となっている。
当尾の中核である浄瑠璃寺の石造物を見てみよう。

<浄瑠璃寺>
<浄瑠璃寺の紅葉>

浄瑠璃寺参道を入って直ぐ左に<浄瑠璃寺参道丁石>があり、山門前両脇に
<地蔵石仏>が立つ。

1参道(26-67058)浄瑠璃寺 (22).JPG
                  参道

2丁石(26-67058)浄瑠璃寺 (23).JPG
                  丁石

3山門(26-67058)浄瑠璃寺 (31).JPG
                  山門

山門を潜ると、目の前に浄土式庭園の池が広がり、それを左に三重塔へ
向うと、塔下の池の辺に<石燈籠>が、池の対岸に建つ石燈籠と対をなし
浄土式庭園にアクセントをつけている。

11三重塔(26-67058)浄瑠璃寺 (1).JPG
                 三重塔

12浄土式庭園(26-67058)浄瑠璃寺 (3).JPG
                浄土式庭園

13頭下石燈籠(26-67058)浄瑠璃寺 (2).JPG
                塔下石燈籠

14石燈籠(26-67058)浄瑠璃寺 (37).JPG
                 石燈籠

池の周りを進むと、本堂左手の空き地に5つの<石仏>が安置されている。
さらに本堂寄りの片隅に<六字名号板碑>が安置されている。

21石仏群(26-67058)浄瑠璃寺 (7).JPG
                 石仏群

22石仏群(26-67058)浄瑠璃寺 (8).JPG
                 石仏群

23六字名号板碑(26-67058)浄瑠璃寺 (40).JPG
               六字名号板碑

本堂前には<石燈籠>、苔むした<石鉢>が安置されてている。
本堂、三重塔の国宝と浄土式庭園、石造物がなにげなく語る風景が私の
心に響く。
何度訪れても飽きがこない。

31本堂(26-67058)浄瑠璃寺 (6).JPG
                  本堂

33石鉢(26-67058)浄瑠璃寺 (18).JPG
                  石鉢

32本堂前石燈籠(26-67058)浄瑠璃寺 (16).JPG
               本堂前石燈籠

<京都府南部のお寺一覧>

<浄瑠璃寺の石造物>
1)浄瑠璃寺参道丁石:鎌倉時代末期
2)三重塔下石燈籠:重要文化財 1366年
3)5個の石仏群:鎌倉時代~
4)六字名号板碑:1625年
5)本堂前石燈籠:重要文化財 南北朝時代
6)石鉢:1296年