満福寺 (兵庫県養父市) 但馬の高野山

養父市十二所の新宮山(260m)へ集落から林道を登ると、山腹に
仁王門が現れる。
仁王門から石段参道を登ると、満福寺の境内が広がり、本堂などの伽藍
が緑の木々に囲まれて建ち並ぶ。
本堂に参拝し、更に林道を登ると、素晴らしい彫刻の施された奥の院観音堂
が凛と建っている。
かっては、この観音堂を中心に伽藍や坊が建ち並んでいたといわれ、近くから
中世墓・経塚などが発掘されている。

満福寺は天平年間(729~49年)の開創と伝え、新宮権現を勧請し熊野信仰
の霊場となり、また平安時代初期に弘法大師空海が真言密教の道場としたと
いわれているが、詳細は不詳である。
中世墓・経塚などから中世には大いに栄えたと考えられている。
しかし、豊臣秀吉の山陰攻めの折、焼失している。

江戸時代後期の儒学者で但馬聖人と呼ばれる池田草庵が少年時代の
10年間修行している。

<丹波、但馬のお寺一覧>参照

(1)寺名:満福寺(まんぷくじ) (2)住所:兵庫県養父市十二所724
(3)山号:新宮山 (4)宗派:高野山真言宗
(5)開基:行基 (6)開創:729~749年 (7)本尊:千手観音
(8)その他
1)柿本人麻呂図:市指定文化財 江戸時代 曽我蕭白筆
2)宝篋印塔:市指定文化財 1343年

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                       林道参道

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                       仁王門

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                        参道

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                        境内

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                        境内

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                        本堂

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                       奥の院へ

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                       奥の院へ

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                     奥の院観音堂

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                      観音堂彫刻

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                     奥の院観音堂