江翁寺 (岐阜県輪之内町)

輪中に囲まれた輪之内町に建つ江翁寺は、輪之内の水田開発に取り組んだ
揖斐城の家老・北村可長の遺言により開創されている。
揖斐川と長良川に挟まれたこの地域は何度となく洪水に遭っているが、
1754~55年の宝暦治水工事によって改善されている。
この宝暦治水工事は薩摩藩が幕府の命によって行われたが、多くの
犠牲者が出ている。
その犠牲者の中で、工事の遅れに責任を負い自害した薩摩義士6名の
菩提寺が江翁寺である。
犠牲者となった84名の薩摩義士の墓は岐阜・三重県の11ヶ所にある。

<岐阜県のお寺一覧>参照

(1)寺名:江翁寺(こうおうじ) (2)住所:岐阜県輪之内町楡俣新田410
(3)山号:大士山 (4)宗派:臨済宗妙心寺派
(5)開基:北村可長(江翁道吸) (6)開創:1654年 (7)本尊:聖観音
(8)その他
1)薩摩義士の墓:県指定史跡
2)十一面観音坐像:町指定文化財 鎌倉時代初期
3)江翁寺縁起:町指定文化財 1659年
4)芭蕉句碑:町指定史跡 明治時代
  <道ばたの木槿は馬に喰われけり>

画像
                        本堂

画像
                        門前

画像
                     薩摩義士の墓

画像
                       観音堂

画像
                       芭蕉句碑