全徳寺 (愛知県大口町)

大口町の伝承として<山姥物語>がある。
 鎌倉時代、武芸の達人・福富新蔵が本宮山頂で村人から恐れられていた
山姥に矢を射るが、山姥は姿を消し、その血跡が余野村の小池与八郎の家
まで続いていた。その妻が山姥の化身だった。
与八郎の息子は母の菩提を弔うために徳林寺を建て、福富新蔵は徳林寺の
一坊として全徳坊を建立したと伝えられている。
この全徳坊が全徳寺の始まりといわれている。
山号に福富新蔵の名が残っている。
1598年再興され、これが全徳寺の創建となっている。
徳林寺と全徳寺は隣同志である。

<愛知県のお寺一覧>参照

(1)寺名:全徳寺(ぜんとくじ) (2)住所:愛知県大口町余野2-205
(3)山号:福新山 (4)宗派:臨済宗妙心寺派
(5)開山:海甫 (6)開創:1598年 (7)本尊:聖観音

画像
                        全景

画像
                        山門

画像
                        本堂