巌倉寺 (島根県安来市) 松江開府の祖・堀尾吉晴の墓

月山富田城跡の麓に建つ巌倉寺は、726年現在の安来市広瀬町山佐に
開創されたと伝えられるが、詳細は不詳である。
月山富田城が築城されつつある1187年、富田城の鎮護として城内域の
現在地に移されたといわれている。
月山富田城は1185年頃築城が始まったといわれ、出雲国守護の本拠
となり、戦国時代には尼子氏の城として名を知らしめた。
1600年関ヶ原合戦後、堀尾吉晴が入城したが、1611年吉晴が松江城を
築城すると、月山富田城は廃城となった。
堀尾吉晴は築城完成と同時期に亡くなり、遺言により巌倉寺に葬られた。

巌倉寺の立地は、石垣が積まれた城内の一画を物語り、富田城の
壮大さを想像させる。
山上の富田城跡の発掘調査も進み、整備が進んで歴史を物語る
地域となっている。

<島根県のお寺一覧>参照

(1)寺名:巌倉寺(いわくらじ) (2)住所:島根県安来市広瀬町富田562
(3)山号:睡虎山 (4)宗派:高野山真言宗
(5)開基:行基 (6)開創:726年 (7)本尊:聖観音
(8)その他
1)聖観音立像:重要文化財 平安時代前期 像高176cm
  帝釈天立像:重要文化財 平安時代前期 像高156cm
2)鉄製台釣六角燈籠:市指定文化財 1592年

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                     月山富田城跡

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                       仁王門

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                        参道

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                        本堂

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                      堀尾吉晴墓

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                    山中鹿之助供養塔