龍生寺 (福井県越前町)

織田信長が好んで舞った<人間五十年、化天のうちを比ぶれば、夢幻の~>
は、幸若舞(こうわかまい)の<敦盛>一節である。
幸若舞は室町時代に流行した曲舞の一つで、越前の桃井直詮が始祖といわれ、
室町~江戸時代と受け継がれたが、明治時代になって越前の幸若舞は
廃れた。しかし、弟子が引き継いだ大江幸若舞(福岡県みやま町)は現在も
民俗芸能として引き継がれている。
始祖の桃井氏の菩提寺が龍生寺である。

龍生寺は、1400年頃越前町佐々生に開創されており、桃井氏の旧墓も
佐々生に残っている。
桃井氏が、平安時代の歌人・蝉丸が越前で亡くなったという伝承を受けて、
佐々生の近くに<蝉丸の墓>を建立したともいわれている。

<福井県のお寺一覧>参照

(1)寺名:龍生寺(りゅうしょうじ) (2)住所:福井県越前町西田中9-43
(3)山号:普門山 (4)宗派:曹洞宗
(5)開創:1400年頃 (6)本尊:釈迦牟尼
(7)その他
参考
  蝉丸の墓:越前町野に所在
  蝉丸の歌(百人一首)
       <これやこのゆくもかえるも別れつつ知るも知らぬも逢坂の関>

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                        全景

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                       蝉丸の墓