霊洞院 (京都市東山区) 建仁寺塔頭

狩野永徳、長谷川等伯に並び称される桃山時代の画家・海北友松
(かいほうゆうしょう)は、出身は北近江の武士であったが、東福寺で
修行し狩野派に学んだといわれている。
友松の代表的な作品が、建仁寺<大方丈の障壁画全50面>であろう。
他に、建仁寺塔頭霊洞院に残る<琴棋書画図>、同じく塔頭禅居庵の
<松竹梅図>など数多くの作品が文化財となっている。

霊洞院は1334年開創され、その後度々焼失し1853年再建された伽藍が
現在の姿である。
国の名勝に指定されている書院庭園は享保年間(1716~36年)に
作庭されたといわれ、昭和時代に重森三玲によって修復されている。
霊洞院は建仁寺の修行道場であることから、通常非公開である。

<京都市東山区のお寺一覧>参照

(1)寺名:霊洞院(れいとういん)
(2)住所:京都市東山区大和大路通四条下ル小松町592
(3)宗派:臨済宗建仁寺派大本山建仁寺の塔頭
(4)開山:高山慈照 (5)開基:海運
(6)開創:1334年 (7)本尊:千手観音
(8)その他
1)伏見天皇宸翰・読漢書詩:重要文化財 鎌倉時代
2)琴棋書画図:重要文化財 桃山時代
  書院障壁画:市指定文化財 桃山時代
3)庭園:国指定名勝 1716~36年

画像
                        山門

画像
                        僧堂