西岸寺 (長野県飯島町) 伊那禅宗の古刹

天竜川河岸段丘の西岸に位置する西岸寺は四季折々の風景を
醸し出す禅寺で、伊那地域においても禅宗の古刹である。
参道の両脇に黒松が並木を造り出す風景は何とも言えない。
1772年住職が切り開いた参道両脇に黒松を植生したといわれ、
飯島町の名勝となっている。
山門に近づくと、門前左に推定樹齢400年というシダレ桜が迎えてくれる。
境内に入ると、目に飛び込んでくるのが、推定樹齢500年といわれるカヤの木
で、上半分には杉の木が生えているのである。
境内左手には弁天堂と庭園が一つの風景を造っている。

西岸寺は1261年中国僧を開山として開創され、大伽藍を誇ったと
いわれたが、1582年織田信長の武田攻めにおいて兵火に罹り、
伽藍も灰燼に帰したといわれている。
江戸時代に入り再興されている。

<長野県のお寺一覧>参照

(1)寺名:西岸寺(せいがんじ) (2)住所:長野県飯島町本郷1724
(3)山号:臨照山 (4)宗派:臨済宗妙心寺派
(5)開山:大覚禅師 (6)開創:1261年 (7)本尊:阿弥陀如来
(8)その他
1)町指定文化財伽藍
  山門:1844年  弁天堂:桃山時代  鐘楼:1863年
2)聖観音坐像:町指定文化財 室町時代 像高48cm
3)臨照山大覚禅師法語:町指定文化財
  白隠禅師関係書跡数点:町指定文化財 江戸時代中期
4)梵鐘:町指定文化財 1956年
5)参道:町指定名勝
6)カヤの木:町指定天然記念物 推定樹齢500年

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                        全景

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                        参道

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                      参道松並木

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                        山門

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                       シダレ桜

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                        本堂

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                        鐘楼

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                       カヤの木

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                       カヤの木

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                       弁天堂

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                        庭園