長徳寺 (三重県津市芸濃町) 龍王桜

龍王桜と呼ばれている長徳寺の桜はフゲンザクラという桜の異種で、
若葉を交えて咲く遅咲きの桜である。
この龍王桜には次のような伝説がある。
 永禄年間(1558~70年)にお寺の僧が、数日続いて参詣する女に、
その訳を聞いたところ、<自分は門前の淵に棲む大蛇(龍)である。
永年高僧の出現を待っていたが、やっと大器和尚(住職)にめぐり会い、
その法力で済度を受けたい>と申し出たので、和尚は戒めを授け、
蛇身(龍)に転じさせた。
そのお礼にと、龍鱗と桜の種を送ったと。龍鱗は淵鱗大龍王として
伝えられ、種を蒔いた桜が龍王桜と伝承されている。

長徳寺は南北朝~室町時代に地元の豪族・雲林院氏の菩提寺
として開創されたと伝えられている。
長徳寺境内や周辺は四季折々の花木が彩りを添える。

<三重県のお寺一覧>参照

(1)寺名:長徳寺(ちょうとくじ) (2)住所:三重県津市芸濃町雲林院107
(3)山号:正寿山 (4)宗派:曹洞宗
(5)開創:南北朝~室町時代 (6)本尊:?
(7)その他
1)龍王桜:県指定天然記念物

画像
                        全景

画像
                        山門

画像
                     淵鱗大龍王碑

画像
                       龍王桜

画像
                        本堂