太平寺 (高知県四万十市) 

室町時代には国司の力は弱まり、守護がとって替るようになっていた。
しかし、土佐国司の一条氏は現在の四万十市中村に拠点を置き、戦国三国司に
数えられる戦国大名として勢威を誇り、中村御所と呼ばれていた。
特に、4代一条房基は伊予にまで勢力を拡大している。
太平寺は一条房基が城と見立てて土塀に矢狭間が設けられ、要塞化した
時期もあった。

太平寺は、文和年間(1352~55年)に海峰性公尼が泉巌覚雲の支援を受けて
開創したと伝えられている。
海峰と泉巌の坐像が残され、室町時代の貴重な肖像彫刻として
重要文化財になっている。

<高知県のお寺一覧>参照

(1)寺名:太平寺(たいへいじ) (2)住所:高知県四万十市右山元町1-4-27
(3)山号:神護山 (4)宗派:臨済宗妙心寺派
(5)開山:海峰性公尼 (6)開基:泉巌覚雲
(7)開創:1352~55年 (8)本尊:地蔵菩薩
(9)その他
1)海峰性公坐像:重要文化財 室町時代
  泉巌覚雲坐像:重要文化財 室町時代
2)山門:市指定文化財 江戸時代

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                        山門

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                       矢狭間
                   <山門右手の土塀>

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                        本堂