福勝寺 (和歌山県海南市) <重文>本堂・求聞持堂

熊野古道橘本王子近くの小高い山腹に建つ福勝寺の本堂・求聞持堂・
鐘楼は重要文化財に指定されている。
約3年の解体修復を終えて、その姿を新たに現わしている。
修復中(秋)と修復後(夏)の二度訪れて、福勝寺の歴史に想いを
馳せた。

本堂内には多くの墨書が残り、その中に永正11年銘(1514年)のものが
あり、建築様式から15世紀後半の本堂建立と考えられている。
求聞持堂・鐘楼は1650年紀州藩主徳川頼宣により建立されている。
また、蓮如上人が熊野詣での際に建てられたといわれる名号堂もある。

境内奥の裏見の滝は、二度の訪問時には水は流れておらず、滝の
本来の姿を見てみたいものだ。
境内からは橋本の集落が望め、桜や紅葉の時期には参拝者も多い
らしい。

<和歌山県のお寺一覧>参照

(1)寺名:福勝寺(ふくしょうじ) 
(2)住所:和歌山県海南市下津町橋本1065
(3)山号:岩屋山 (4)宗派:高野山真言宗
(5)開基:弘法大師空海 (6)開創:806~810年 (7)本尊:千手観音
(8)その他
1)本堂:重要文化財 15世紀後半
  求聞持堂:重要文化財 1650年
     厨子:重要文化財 1650年
  鐘楼:重要文化財 1650年
2)境内(熊野参詣道):県指定史跡
3)板碑:市指定文化財
  五重石塔:市指定文化財
4)裏見の滝:市指定名勝

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                        遠景

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                       夏の参道

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                      秋の参道

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                      秋の参道

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                  本堂(左)求聞持堂(右)

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                  求聞持堂(左)鐘楼(右)

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                        本堂

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                        眺望

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                       裏見の滝

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                    裏見の滝不動尊

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                       名号堂

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                       五輪石塔