本覚寺 (岐阜県高山市上宝町) 飛騨三十三観音霊場第24番

高山市の東北端に位置する上宝町は北アルプスの西麓にあたり、
山あいに集落が点在する地域である。
本覚寺のある本郷集落はそれらの中にあって平坦地が開け、農業
も盛んな集落である。
本覚寺は集落の山麓に築かれた石垣の上に建つ風格を備えた
禅寺である。

かっては荘厳寺と呼ばれた天台宗のお寺が廃れたのを、
文永年間(1264~75年)に、地元の豪族・江馬氏によって再興され、
寛永年間(1624~44年)に臨済宗の禅寺になっている。
1821年には、槍ケ岳の開山・播隆上人が本覚寺に逗留して笠ケ岳の
再興をおこなっている。その時の登山記<迦多賀嶽再興記>は最古の
登山記といわれている。

<飛騨三十三観音霊場一覧>参照

(1)寺名:本覚寺(ほんかくじ) (2)住所:岐阜県高山市上宝町本郷1425
(3)山号:高原山 (4)宗派:臨済宗妙心寺派
(5)開創:不詳 (6)再興開基:江馬氏 1264~75年 (7)本尊:釈迦牟尼
(8)その他
1)飛騨三十三観音霊場第24番 楊柳観音
2)石垣:市指定文化財 1772~81年
3)イチョウ:市指定天然記念物
4)絵画・古文書などの文化財多し
5)寒念仏供養塔:大原騒動義民の供養塔 1778年建立

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                        参道

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                        山門

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                        石垣

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                       庚申塔

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                        境内

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                     寒念仏供養塔

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                       イチョウ

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                        本堂