もくもく探索日誌 2012年8月31日 京都・宇治田原

8月に入って最初で最後のもくもく探索である。
35℃を超える猛暑の中、京都府宇治田原町へ。
宇治田原は宇治市の東南に位置し、滋賀県の信楽と接する山里で、
宇治茶の一大生産地である。
それも、日本緑茶(煎茶)の発祥地とした歴史が生み出したものといえよう。
1700年代中期に永谷宗円(永谷園の祖先)が、それまでの茶色のお茶を
緑のお茶として生まれ変わらせた製法を編み出したことに始まる。
永谷宗円の生家を訪問。

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                     宇治田原の集落

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                     永谷宗円の生家

禅定寺は二度訪れているので、今日はパスして名もないお寺を巡ろう。
1783年宇治田原を訪れた与謝蕪村の句
<見のこしの茸のかほりや宇治拾遺>の句碑がある<妙楽寺>。
大峰山山麓の<巌松院>へ向う途中にあるカヤの木をしばし眺め、
急勾配の参道を汗ビッショリになりながらの訪問。
予約もなく住職にお願いして本堂へ。お忙しい中を丁寧にお寺の縁起
など聞かせていただく。

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                       妙楽寺

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                       蕪村句碑

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                       カヤの木

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                      巌松院参道

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                       巌松院

1582年本能寺の変で、堺に逗留していた徳川家康は急遽三河に
戻ることにし、堺~枚方~城陽~宇治田原~信楽街道~伊賀~三河
と明智軍勢から逃れるように三河へ戻っている。
その時、信楽街道沿いにある<遍照院>で休憩を取ったといわれている。
遍照院から信楽街道を宇治田原に向うと<正寿院>であるが、その道の
狭さに難義しながらの訪問。

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                       遍照院

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                     遍照院六地蔵

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                       正寿院

信楽街道を城陽市に向う。
歯痛地蔵尊が祀られている<龍福寺>などを経て帰路に着く。
万歩計8000歩。

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                       龍福寺

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                     龍福寺歯痛地蔵

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                       常光庵

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                    芭蕉と柿本人麻呂像
                     <常光庵門前>