大照院 (山口県萩市) 長州萩藩主毛利家の菩提寺

萩市街地の南端山麓にある大照院は長州萩初代藩主・毛利秀就を始めとした
偶数代の藩主6名の墓所がある毛利家の菩提寺である。
大名菩提寺として江戸時代は大いに栄えたと思われるが、今日では寺域も
縮小され少し寂しい空気が漂っている。
しかし、伽藍5棟は重要文化財に指定され、庭園や整然と並んだ藩主墓所の
石燈籠など見るべきものも多い名刹である。

大照院の前身は、延暦年間(782~805年)には存在したと伝えられる観音寺
が始まりで、1334年頃歓喜寺と改名し臨済宗の禅寺となり、2代藩主・綱広が
1654年初代藩主の菩提寺として再興し、大照院としている。

(1)寺名:大照院(だいしょういん) (2)住所:山口県萩市椿4132
(3)山号:霊椿山 (4)宗派:臨済宗南禅寺派
(5)開山:言如円遵 (6)開基:毛利綱広
(7)開創:1654年 (8)本尊:聖観音
(9)その他
1)中国三十三観音霊場第20番
2)仏像など
  赤童子立像:重要文化財 鎌倉時代 像高61cm
  釈迦如来坐像:県指定文化財 藤原時代末期 像高235cm
  義翁和尚倚像:県指定文化財 鎌倉時代 像高69cm
3)伽藍
  鐘楼門(山門):重要文化財 1750年
  経蔵:重要文化財 1763年
  庫裡:重要文化財 江戸時代中期
  本堂:重要文化財 江戸時代中期
  書院:重要文化財 江戸時代中期
4)萩藩主毛利家墓所:国指定史跡
    初代秀就以下2・4・6・8・10・12代藩主の墓所
5)フジの木:市指定天然記念物
  アカメヤナギ:市保存樹
6)庭園:池泉回遊式庭園
7)万灯会:8月13日 603基の石燈籠にロウソクが灯る

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                   <重文>鐘楼門

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                    <重文>庫裡

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                    <重文>本堂

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                    <重文>書院

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                       庭園

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                     毛利家墓所

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                     毛利家墓所