宝陀寺 (熊本県湯前町) 山中の観音堂

城泉寺に近い山中にポツンと建つ宝陀寺観音堂は明治維新後廃寺となった
宝陀寺の唯一残るお堂であるが、1696年建立と考えられる古いお堂である。
宝陀寺の開創については不詳であるが、室町時代中期まで勢いを持った
地元の豪族・久米氏の開創と伝えられている。
なお、観音堂は元は茅葺であったが、現在は瓦葺となっている。
本尊十一面観音立像は南北朝時代の作で、京から運ばれたという伝承が
あるらしい。

(1)寺名:宝陀寺(ほうだじ)<現在は廃寺> (2)住所:熊本県湯前町瀬戸口
(3)山号:集光山 (4)宗派:臨済宗妙心寺派
(5)開創:不詳 (6)観音堂本尊:十一面観音
(7)その他
1)本尊十一面観音立像:県指定文化財 南北朝時代 像高180cm
  地蔵菩薩立像:町指定文化財 室町時代
2)観音堂:町指定文化財 1696年
3)鰐口:町指定文化財 1774年

画像
                      観音堂