菩提禅寺 (滋賀県湖南市) 名刹・少菩提寺跡

湖南市の菩提寺山(363m)山麓には、戦国時代の兵火で廃寺となった
少菩提寺があったが、731年良弁僧正によって開創された少菩提寺は
それまで大寺として栄えたといわれている。
廃寺となる前の1500年頃の絵図が残っており、七堂伽藍が揃い37坊
の坊舎が存在し、野洲川の対岸にある金勝山・金勝寺(大菩提寺)と
並び称された。

その跡地には1241年銘の石造多宝塔や石仏が残されている。
その跡地の一角に、1723年に開創された禅寺・菩提禅寺がある。
その本尊・阿弥陀如来立像や石造地蔵菩薩は少菩提寺の遺仏と
考えられている。
菩提寺山一帯は歴史を語る散策コースとなっており、運動を兼ねて
歴史を知るにはもってこいの地といえよう。

(1)寺名:菩提禅寺(ぼだいぜんじ) (2)住所:滋賀県湖南市菩提寺1821
(3)山号:円満山 (4)宗派:黄檗宗
(5)開山:道律禅師 (6)開創:1723年 (7)本尊:阿弥陀如来
(8)その他
1)本尊・阿弥陀如来立像:重要文化財 藤原時代 像高110cm
2)石造地蔵菩薩立像:市指定文化財 1519年 像高114cm
<参考>
3)廃少菩提寺・石造多宝塔:重要文化財・史跡 1241年 高さ448cm
 廃少菩提寺・石造地蔵尊3体、石造閻魔像:国指定史跡 鎌倉時代

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                      菩提寺山

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                       参道

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                       本堂

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                     石造地蔵尊

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                  <重文>石造多宝塔
                   <廃少菩提寺>

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                     地蔵菩薩3体
                   <廃少菩提寺>

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                      閻魔像
                   <廃少菩提寺>