もくもく探索日誌 2011年元旦 平等院・宇治上神社

大晦日の京都は白銀の世界となり、天気予報では元旦も雪かも~。
あにはからんや雪の気配は全くなく、前日の雪も姿なく気温も10℃
近くの晴れとなり、元旦の雪景色を期待して宇治へ足を運んだのだが。
しかし、晴れの元旦となり平等院も宇治上神社も多くの参拝者で賑わって
、お正月の気分が溢れた風景となった。
遠方からの観光バスも多く、どこか初詣の風景とは少し違う。

<2008年2月平等院の雪景色>ココをクリック

画像
                      平等院

画像
                 <国宝>宇治上神社本殿

1052年に開創された平等院、その鎮守社として創建された宇治上神社
の関係は今は全くなく、観光寺社としての色彩が強く出ている。




平等院と宇治上神社の間を流れる宇治川の風景はその両者と相まって
一幅の絵を成している。
柿本人麿が詠んだ
  <もののふの八十氏河の網代木にいざよふ波の行く方しらずも>
の古風景はないが、それを想わせる風景が残っている。


また、平安時代末期に平氏軍に追い詰められ、平等院に籠って自害した
源頼政の辞世の句
  <埋木の花咲く事もなかりしに身のなる果はあはれなりけり>
からは平等院鳳凰堂がよくぞ残ったことに想いが到る。


芭蕉は宇治へ行ったという記録はないらしいが、宇治を詠った句
  <山吹や宇治の焙爐(ほいろ)の匂ふ時>
の風景は新茶の時期の平等院参道に今も残る。