景徳院 (山梨県甲州市) 武田勝頼最期の地

山梨県甲州市の日川渓谷上流にある景徳院は、1582年武田勝頼主従が
織田・徳川連合軍に追い詰められ、天目山に入ろうとしたがこの田野の地で
夫人・子息・主従ともども自害し武田氏の最期の地となったが、同年徳川家康の
命によりこの地に田野寺を建立し、勝頼主従の冥福を弔ったのが始まりと
伝えられている。

江戸時代になって盛衰を繰り返し、1775年には現存する勝頼主従の墓塔
が再建されており、その墓下からは大量の経石が発掘されている。
また、勝頼親子が自害した場所と伝えられる生害石が残されている。

山腹に展開する境内は、勝頼主従の息遣いが漂う錯覚を覚える。
<勝頼夫人・北条夫人の辞世の歌>
    黒髪の乱れたる世ぞ果しなき思いに消ゆる露の玉の緒  

<山梨県のお寺一覧>参照

(1)寺名:景徳院(けいとくいん) (2)住所:山梨県甲州市大和町田野389
(3)山号:天童山 (4)宗派:曹洞宗
(5)開山:拈橋 (6)開基:徳川家康
(7)開創:1582年 (8)本尊:釈迦牟尼
(9)その他
1)山門:県指定文化財 1779年
2)境内:県指定史跡
  武田勝頼の墓:県指定史跡
3)桜:市指定天然記念物
4)没頭地蔵:武田勝頼夫妻・子を埋葬した所
5)生害石:武田勝頼夫妻・子が自害した場所

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                       山門
            
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                       総門

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                       境内

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                       本堂

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                      甲将殿

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                     武田勝頼墓

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                      没頭地蔵