天念寺 (大分県豊後高田市) 川中不動

大分県豊後高田市にある天念寺は、718年伝説上の僧・仁聞菩薩によって
開創されたと伝えられている。
仏像などから平安時代末期には、六郷山の修行道場として存在したと
考えられている。
また、天念寺に伝わる火祭り<修正鬼会>の歴史からも平安時代の
開創とみていいのだろう。

六郷満山特有の<修正鬼会>は毎年旧暦1月7日に行われるが、かっては
六郷山の各寺院で行われていたが、現在は岩戸寺・成仏寺・天念寺のみに
なっている。

門前を流れる長岩屋川の巨岩に刻まれた不動明王二童子像は川中不動と
呼ばれ、室町時代に川の水害防除を祈願して彫られたと伝えられている。
お寺は本堂と講堂だけの小さなお寺であるが、歴史の凝集したお寺である。

(1)寺名:天念寺(てんねんじ) (2)住所:大分県豊後高田市長岩屋1149-1152
(3)山号:長岩屋川 (4)宗派:天台宗
(5)開山:仁聞 (6)開創:718年 (7)本尊:聖観音
(8)その他
1)国東六郷満山霊場第9番
  九州西国三十三か所霊場第5番
2)仏像
  阿弥陀如来立像:重要文化財 藤原時代 像高198cm
  釈迦如来坐像:県指定文化財 藤原時代
  日光・月光菩薩立像:県指定文化財 藤原時代
  勢至菩薩立像:県指定文化財 藤原時代
  吉祥天立像:県指定文化財 藤原時代
3)修正鬼会:国指定重要無形民俗文化財
4)境内:県指定史跡

画像
                      川中不動
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