乙津寺 (岐阜県岐阜市) 鏡島弘法

岐阜県岐阜市鏡島(かがしま)にある乙津寺は、738年海に浮かぶ乙津島に
行基が草庵を建て千手観音を祀ったのが始まりと伝えられている。
その後、813年弘法大師空海が当地で法鏡を龍神に向けると、海の潮が
引き桑田になったといわれている。
このことから当地を鏡島と呼ぶようになったと伝えられており、その後の
弘法大師信仰と相まって<鏡島弘法>と呼ばれ、美濃三弘法の一つに
数えられている。

美濃三弘法<乙津寺(鏡島弘法)、法華寺(三田洞弘法)、円鏡寺>

1540年の大洪水で大きな被害を受けたが、1545年鏡島城主・石河光清
によって再興され、これ以降臨済宗の禅寺となった。
しかし、弘法大師信仰は続き、今日まで盛況を誇っている。
特に、毎月21日の弘法縁日は露店も出て大いに賑わうらしい。

(1)寺名:乙津寺(おっしんじ)<通称:鏡島弘法(かがしまこうぼう)>
(2)住所:岐阜県岐阜市鏡島1328
(3)山号:瑞甲山 (4)宗派:臨済宗妙心寺派
(5)開基:行基 (6)開創:738年
(7)中興:石川光清 1545年 (8)本尊:千手観音
(9)その他
1)重要文化財仏像
  本尊千手観音立像:平安時代前期 像高109cm
  毘沙門天立像:鎌倉時代初期 像高161cm
  韋駄天立像:鎌倉時代後期 像高79cm
2)弘法大師縁日:毎月21日
3)日本三躰厄除弘法大師

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                       南門

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                       境内

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                      大師堂

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                       本堂

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                     弘法大師梅の杖