もくもく探索日誌 2010年6月6日 岐阜市とその周辺

2週間前は美濃の山麓を巡ったが、今日は市街地とその周辺を
訪れた。
梅雨に入る前に出来る限り廻りたいと思っているが、土・日曜日だけの
行動に今のところ限られ中々思うようにはいかない。
まず最初の訪問は、犬山城の木曽川対岸山手の大安寺へ。
大安寺は室町時代の美濃守護・土岐頼益の菩提寺で、境内もよく
整備され古の歴史は窺えなかったが、まずまずのスタートとなった。

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                      犬山城

すぐ近くの貞照寺は、日本で最初の女優・川上貞奴が開創したお寺で、
成田不動の末寺である。貞奴についてはほとんど知らない。
成田不動の関係から参拝者も多いと聞く。



同じ各務原市の少林寺を経て、関市の関善光寺へと向かう。
長野・善光寺のミニ版といわれ、今日も参拝者を見かける。
お寺の方が親切な方で、話もはずむ。
全国にミニ善光寺が散らばり、119ヶ寺の善光寺があるそうだ。



愈々岐阜市に入るが、中将姫ゆかりの寺・願成寺は、中将姫が訪れて
病気治癒の願掛けを行い、治癒後、桜を植えたと伝承される。
その桜を<中将姫誓願桜>と呼び、国の天然記念物に指定されている。
現在の桜は何代目になるのだろう。新緑の桜で我慢。



次は、小野小町ゆかりの寺・延算寺へと向かう。山手にあり、山寺の趣
を示す。
小野小町が瘡を治すために7日間延算寺に籠り、完治したと伝承され、
皮膚病にご利益がある信仰を集めているそうだ。



長良川沿いの金華山岐阜城を左に見て、岐阜市街地に向い、
<岐阜大仏>の正法寺に着く。
さすがに観光客が結構お参りしている。岐阜市では珍しい黄檗宗の
お寺であるが、黄檗宗の風はなくもっぱら岐阜大仏につきる。
江戸時代の大仏(釈迦如来)で一見の価値あり。
五百羅漢も周囲を取り囲み、200円拝観料とマッチしている。



妙心寺の専門道場・瑞龍寺は、残念ながら道場ゆえに拝観できず。
しかし、外観だけではあるが寺格のある風を示している。



5年前に訪れた美江寺を再度訪問。本尊十一面観音は奈良時代の
作で、最古級の観音である。
西本願寺岐阜別院を経て、鏡島弘法(かがしまこうぼう)と呼ばれる乙津寺は
弘法大師信仰の古刹である。ここも5年ぶりの訪問。
矢張り参拝者が多い。弘法大師信仰は根強くある。
日曜日ということで、市街地は車も少なく予定以上に巡ることができ
満足して帰路に着く。