もくもく探索日誌 2010年5月22日 岐阜県・美濃

もくもく探索日誌を始めてからちょうど1年が過ぎ、自分なりに日誌を
書き留めておくことの必要性を感じている。
5年余続くもくもく探索の記憶が少し薄れる傾向にある中で、日誌の
位置づけを早く気付けばと反省している。

美濃地域は2年ぶりの訪問になるが、今回は美濃北部の山裾を
東から西へ、新緑に染まる山寺を中心に巡ってみた。
東海北陸自動車道・美濃ICを下りて、最初に訪れた<龍泰寺>は
かって関の刀匠に大いに支援を受けた大寺で、今もその面影が
残っている。参道の風景は最初の訪問地として心に残るもので、
数年後にはもっと趣のある参道となるであろう。

画像
                     龍泰寺参道

長良川となだらかな丘陵に挟まれた麓にある<弥勒寺>は、円空仏
で知られる円空の終焉地でもあり、また奈良時代の遺跡が残る歴史上
重要な地域でもある。
円空の墓は丘陵中腹にヒッソリと建てられ、訪れる人も今は少ないので
あろう。近くに円空館があり円空の紹介を行っている。



アジサイ寺と呼ばれる<三光寺>(時期尚早)を経て、山県市の伊自良
ダム近辺にある<甘南美寺(かんなみじ)>へ向かう。
県道の終点にあり、大きな木々に覆われた山寺は新緑の香を漂わせ、
これぞもくもく探索の醍醐味と感じさせ、住職と1時間余談論させていただき、
充実した時間を過ごした。


手入れの行き届いた禅寺<東光寺>を経て、<頑固一徹>の語源とも
いわれる戦国武将・稲葉一鉄の菩提寺・月桂院へと向かう途中、<法英寺>
(無住の寺)を探すが見つからず。
事前調査が不十分と反省。



池田山(924m)山麓に点在する<瑞巌寺>、<平安寺>、<弓削寺>、
<神蔵寺>を経て、是非訪れたいと念願のお寺<明星輪寺(こくぞうさん)>
に向かう。



ところが、電話番号でインプットしたカーナビが案内したのは、採石工場の
ど真ん中ではないか。ここからグルグル付近を捜せど金生山山頂への道が
見つからず、やっとのことで、道順を知った人に出会う。
山頂に着いて下を見下ろすと、真下に採石工場が見えるではないか。
金生山の山肌をどんどん削り、絶壁のように成りつつある山。
虚空蔵菩薩で信仰の篤い明星輪寺(山頂)の風景と山下の採石風景が
どうしてもマッチしない。



<円興寺>を経て、豊臣秀吉の軍師・竹中半兵衛の里・垂井町にある
半兵衛の菩提寺<禅幢寺>を訪れ、お墓参りをする。
本堂も修理が必要な時期になり、募財を募っておられたが、維持管理の
難しさをここでも見せつけられる。
関ヶ原の<妙応寺>を経て、すっかり陽の落ちた伊吹山を背に帰路に着く。