浄土院 (京都市左京区) 大文字送り火を司る寺

京都市左京区の銀閣寺横にある浄土院は、銀閣寺が建立される前にその地に
あった浄土寺を起源とすると伝えられている。
浄土寺の開創は不詳であるが、986年藤原暁子が浄土寺で出家したと言われて
おり、平安時代前期の開創と思われる。
足利義政が銀閣寺の前身東山山荘を建てるにあたり、その地にあった浄土寺を
相国寺の西に移している。
その後、浄土寺は廃絶したが、その跡地に1722年泰誉浄久が小さなお堂を建て、
浄土院として復興したと言われている。
1732年随誉上人によって現在地に再建され今日に至っている。

いつのことからか<大文字の送り火>の諸事を司り、住職は山上の
弘法大師堂で経を唱え、灯明から火がうつされ点火される。
小さなお寺ではあるが、銀閣寺が建立される前の浄土寺を想像すると
大文字の歴史を想像したくなる。

(1)寺名:浄土院(じょうどいん) (2)住所:京都市左京区銀閣寺町30
(3)山号:清泰山 (4)宗派:浄土宗
(5)開山:泰誉浄久 (6)開創:1722年 (7)本尊:阿弥陀如来

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                    大文字送り火

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                       山門